3月20日(金)は春分の日ですね。
仏教では、煩悩や悩みの海を渡ってたどり着く悟りの世界を「彼岸」、
その反対の今私たちがいる煩悩や迷いに満ちた世界を「此岸」といいます。
彼岸は西、此岸は東にあるので、太陽が真東から昇って、真西に沈むことから
あの世(彼岸)とこの世(此岸)が通じやすくなると考えられ、先祖を供養するようになったそうです。
春分に供えるぼた餅は、春に咲く牡丹に見立てたと言われています。
ぼた餅に使われている小豆は、水分代謝を整え、老廃物を排出する作用や余分な熱を冷ます作用があります。
また食物繊維も豊富に含まれているため、むくみが気になる方や、便秘が気になる方におすすめ☆
もち米は元気を補ってくれる働きがあり、食欲がない時、だるい時、気力がない時におすすめです。
お墓参りをして、春の陽気の中、ぼた餅を食べてゆっくりとした時間を過ごしてみてくださいね。