春一番が吹き、気温変化の激しいこの頃ですがどうお過ごしでしょうか。
自律神経のバランスを崩しやすく、気温や花粉などの外から影響を受けやすい季節ですね。
そんな時は香りのいい食材がオススメです。
前のブログにもありましたが香りは胃の働きを助けたり、邪を発散させ、気の巡りを整えるなど色々な効果があります。
そこで、体調に合わせて取り入れる食材を意識してみてはいかがでしょうか。
寒暖差で憂鬱な気持ちになりやすく、イライラや不眠、下痢や胃痛などの症状の方にオススメなのは
春菊や、三つ葉、セリ、など香りと苦味のある野菜やオレンジやミカンなどの香りと酸味のある柑橘類。
ミントやバラ、カモミールのハーブティもオススメです。
めまいがする方にはセロリや補血をしてくれるホウレン草や金針菜、クコの実やレバーなどもオススメです。
風が吹き、花粉が飛び散る季節は花粉症の人にとってはつらい時期ですね。
水っぽい鼻水がズルズル出てしまう冷えタイプの人には
ネギや生姜、紫蘇などがオススメ!
中医学では鼻の病状は胃が弱っていると治りにくいとされ、
胃腸を温め香りで気を巡らせることで弱った脾(胃腸)を丈夫にしてくれます。
鼻や目、耳がかゆくなったり、粘膜が腫れ熱感がありくしゃみが良く出る熱タイプの方には
ミントなどの香りで発散させたり、菊花やわかめ、昆布などの海藻類で熱を冷ますような食材を取り入れてみてはいかがでしょうか。
春先の体調を崩しやすい季節には体調に合わせて、これらの食材を意識して取り入れて体調を整えてみませんか。