蛇口が壊れたように、鼻水が止まらない時ってありませんか?
アレルギー性鼻炎や花粉症でお悩みの方にはご経験ある方多いと思います🤧
この水のような鼻水は、様々な原因によりうまく排泄されずに溜まってしまった水分が鼻から溢れてしまうことで止まらなくなってしまいます💧
また、その溜まった水により体も冷やされ、体の巡りが悪くなることで中々治りにくくなってしまうのです😰
そんな水っぽいアレルギー性鼻炎の症状には、『小青竜湯』という処方をよく使用します。
この小青竜湯は、水によって冷やされた所を温めながら、水はけを良くし、水が溢れてしまうのを防ぎます。
後は、鼻のツボを押すことも急な鼻水や寝る時の息苦しさの軽減に役立つので、覚えておくと便利ですね😉
小鼻周辺のツボで、2か所。
小鼻の真横にある『迎香(げいこう)』
小鼻の上、鼻の軟骨の下部分にある『鼻通(びつう)』
どちらも漢字の通りに鼻の通りを良くし、香りを迎えて匂いが分かるようになるというツボです。
マスクの中にティッシュをセットしていてもすぐビショビショになってしまったり、寝る為に横になっても何度も鼻をかむために起きてしまうような日は、是非このツボを刺激してみてください。
私も鼻通のツボが特に効きやすく、水の膜がはって何も通らなかった鼻にスッと空気が入り、とても楽に寝ることができます😊
他にも、黄色の鼻水が出たり詰まってしまう副鼻腔炎や、鼻からは出てこず喉の方に流れてしまう後鼻漏など、鼻の症状によって他の漢方処方を使用します。
ただ、どの症状でもひどくなる前に対処するのが一番です。
気になることがありましたらお気軽にご相談くださいね。