暖かさが増してくる5月。
大型連休もあり、イベントやお出かけの行事も楽しく過ごしているのに、なんだか眠れない…なんてことありませんか?
春は自律神経が乱れやすい季節で、睡眠にも影響が出やすくなります。
しっかりと熟睡できないと疲れを翌日に持ち越してしまい、体の不調にも繋がってしまいます。
春の養生としては、心も体もゆるやかに過ごすこと。
締め付けの少ないふんわりとした服装で、激しい運動ではなくストレッチのようなゆっくり伸ばす動きをして、心がざわついた時は深呼吸で落ち着かせてあげる。
他にも、ツボを押して巡りを良くすることもおススメです。
眠れない時、朝にスッキリ目覚めたい時にこちらのツボを押してみてください。
【中衝】ちゅうしょう
中指の爪の付け根、人差し指側の所にあります。 眠れない時は、就寝前に押すことで深い眠りに導いてくれます。
また、日中どうしても眠気が出てしまった時に押すと目が覚めるとも言われている面白いツボです。
【不眠点・失眠穴】ふみんてん・しつみんけつ
かかと中央にあるツボ。少し小指側寄りともいわれます。
高ぶった気持ちを落ち着かせてくれる効果があるとされ、眠れない時に押すツボとして有名な場所です。
血行を促進して足元を温め、眠りやすくなります。湯たんぽで足を温める時もこのツボを温めると効果が増します。
ツボ押しは、1か所を3秒、3回、3セットを目安に刺激してください。
3秒ぐりぐりして、一旦力を緩めて同じく3秒、また力を緩めて3秒。これを3回繰り返して完了です。
あまり赤く痕が残らない程度で押していきましょう。特に骨の上にあるツボは力を入れすぎると痛めてしまいます。
ちょっと痛いけど気持ちいい、くらいの力加減で。あまり指先に力が入らないという方は、ツボ押し棒などを使うといいでしょう。
人間は、寝ている間に体液を浄化し、体の淀みと巡りをリセットしています。睡眠が十分に取れないとこの浄化がうまくいかず、ドロドロで重だるいものが体に残り、積もり積もって不調の原因に。
良い睡眠は、良い巡りに繋がります。 ぜひ、朝からスッキリ!気持ちの良い一日をお過ごしください。