「ギリシャ神話」や「旧聖書」にも登場する『無花果』いちじくは、
栽培果実としては世界最古の歴史を持ちます。
原産国は、メソポタミア、地中海沿岸地方と言われ、
日本には江戸時代後半1641年頃に
長崎から入り、各地で栽培されるようになりました。
その旬は秋のイメージが強いという人も多いですが
実は年に2回の旬があるんです。
夏果は6月~7月頃で、秋果は8月~10月頃です。
まさに、いまが旬です(^^)/
熟れて、赤く色づきの良いものを選ぶのがコツです。
『無花果』は、
女性ホルモンのエストロゲンに似た成分を含み、
更年期障害対策など…
婦人科系の悩みに効果が期待されています。
また、『無花果』に含まれる「アントシアニン」は、
老化の原因となる活性酸素を除去するポリフェノールの一種です。
メラニン色素を抑える効能があり、
シミやしわを予防しますので、
アンチエイジング効果が期待できます。( `ー´)ノ
また、血圧降下、整腸作用、
滋養・健胃・消化の促進などの効果も期待できます。
また二日酔いにも良いでしょう。
葉や果肉から出る白色の乳液には、
たんぱく質分解酵素の
フィシン、リパーゼ、アミラーゼを含み
肉や魚料理の後にデザートとして食べると、
胃の負担を軽くします。
未熟な実を食べると、
効果がないだけでなく
胃があれることになりますから注意しましょう❢