『菜花』は、
ハウス栽培により年中出回っていますが
春先に出回る『菜花』は、一番栄養価が高く
季節を感じる事のできる野菜です。😃
季節を運ぶ食材として料亭などで需要があり、
京野菜の「寒咲花菜」は、
12月頃から出回り始めるブランド野菜です。
『菜花』は、栄養素のバランスが非常に良く、
抗酸化作用のあるビタミンA(βカロテン)、
ビタミンC、ビタミンEを豊富に含み、
特にビタミンCはホウレンソウの4倍近く含まれます。
これらの相乗効果により、
老化や病気の原因となる
活性酸素の発生を抑える作用、
免疫力の向上、老化防止、
美肌効果などが期待できます。
また、葉酸、ビオチン、鉄の含有量も
野菜類の中ではトップクラスです。
葉酸は胎児の正常な発育を助ける働きや貧血の予防、
鉄は貧血の予防や肝臓の解毒作用、
ビオチンは脱毛や白髪を予防し、
疲労回復効果があります。
菜花の特徴であるには苦み成分は、
ケンフェロールという成分です。
聞きなれないケンフェロールとは、
ポリフェノールの1種で、
主な働きは体内のエネルギー代謝を促し、
脂肪燃焼をサポートすることで、
ダイエット効果が期待されている
注目されている成分の1つです。
菜の花は、漢方の世界でもたいへん有名で、
中国の薬物書「本草綱目」には
「熱を伴い炎症及び腫物を治癒し、
鬱血・瘀血を除き、血液の滞りをなくす」
と記述されています。
まさに、女性には魅力的な野菜ですよね(^o^)/
菜花類はなるべく花が咲いていない
若い物で葉や茎がシャキッとした
新鮮なものを選びましょう。
下の切り口を見て、
色が茶色く変色していないかを
チェックして購入しましょうね。