乾燥の秋は肺を潤しましょう
秋といえば「乾燥」の季節ですね。
空気やお肌だけでなく、体の中の肺も乾燥しやすくなります。
秋の臓器と言われる肺は皮膚とつながっていて、皮膚の乾燥は肺の乾燥
とも言えます。
それでは肺を潤す食材はどんなものが良いでしょうか?
それは「白い食材」です。
梨、大根、バナナ、白キクラゲ、里芋、カブ、唐辛子、ニンニク、ネギ
などが代表的です。色分けで青は寒涼性、ピンクは平性、赤は温熱性
となります。
◯ 梨は体の余計な熱を冷まし、ノドの痛みや咳止めになり水分を
補給できます。
◯ 大根は痰を取り除き、咳を鎮めます。
◯ 白キクラゲは必要な水分をおぎない、だ液の分泌を促す作用が
あります。咳を鎮めて肺の機能を高めるて中国では昔から不老長寿の
薬として有名で、高級食材でした。
◯ 香辛料は発汗を促して、皮膚の抵抗力を上げて風邪など感染症を
予防する働きがあります。但し辛いものの摂り過ぎは体内に余分な
熱を生み、肺とお肌を乾燥させます。肺が乾燥している時には控えましょう。
上手に食材を取り入れて、肺を潤わせてお肌も潤っちゃいましょう。
日に日に秋は深まっています。お肌のお手入れだけではなく白い食材を
取り入れてみませんか。