湿度が高く、晴れた日でも夜間のジメジメは寝苦しさを感じてしまいますね。
湿邪(しつじゃ)という湿気により体に様々な不調を引き起こしてしまう原因のことと中医学では考えます。
この湿邪に侵されるとだるさや浮腫み、胃の不調や皮膚トラブルなどの症状が出てしまい、湿気の多い日本では治りにくく長引いてしまうことも多いです。
湿気に負けやすい、影響されやすい体質チェック
□ むくみやすい
□ めまい、吐き気がよくある
□ 雨の日によく体調が悪くなる
□ 軟便、下痢しやすい
□ 血中コレステロールや中性脂肪が高め
□ 吹き出物ができやすい
□ 体が重だるく感じる
□ 眠気がとれない
□ 口がねばつきやすい
□ オリモノが多い
いくつか当てはまったという方は、湿気が体にたまっている可能性が高いです。
湿気を体から取り除く、溜めない養生を行い、スッキリさせましょう。
◎汗をかくこと
汗は、老廃物と熱を水と一緒に外へ出す体の大事な機能です。
クーラーのきいた部屋で長時間お仕事をされてる方も多く、体を動かす頻度も少ないと汗をかきにくくなってしまいます。
汗腺は使わないと衰えてしまうので、普段から汗をかき汗腺を鍛えておくことを意識してください。
半身浴やウォーキングで程よく汗をかく習慣をつけておくことで湿気を溜めにくい身体づくりとなります。
◎冷たいものを摂りすぎない
胃を冷やすと働きが低下し、消化不良となります。
こういった胃腸の不調から水分代謝が悪くなり下痢や吐き気、嘔吐などの症状へ繋がってしまいます。
湿度の高い今の季節は、冷たいものの摂りすぎや油っこい物で胃を酷使することは控えるのがオススメです。
漢方でも、体の湿を追い出すもの、湿邪によって弱った胃腸を整えるものなど症状に合わせてご提案が可能です。
梅雨の湿気にお悩みの方は是非ご相談ください。