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ココナッツオイルならブドウ糖の代わりも引き受けます。

2015.04.27

こんにちは。過ごしやすい、春から初夏のお天気が続いています。

ゴールデンウィークもお天気に恵まれる予報がでています。

現在、二人に一人はがんの時代と言われています。
福岡の地で漢方一筋40年
がん、アトピー、不妊を克服したいあなたを漢方、養生でサポート
薬草の森はくすい堂カンポー先生がお届けします。


前回の中で炭水化物を控えたら、直ぐにお腹が減ったりしそう。

でも代用出来るものがあるんです。

それは「ココナッツオイル」です。

最近は「ダイエット」や「認知症の予防、改善」にと話題になりましたね。

どちらも納得できます。




通常、身体の栄養素で糖質(ご飯、パン、麺類)を摂ると、「ブドウ糖」を

優先的にエネルギー源として使います。


このエネルギー源の代用をココナッツオイルの「ケトン体回路の循環

を利用します。

人間のエネルギー源には「ブドウ糖」と「ケトン体」があります。

ケトン体はココナッツオイルに豊富に含まれる中鎖脂肪酸がら合成されます。

血液中のケトン体の濃度が上昇すると、ケトン体回路が回り出します。

すると体内のエネルギー源が、ブドウ糖からケトン体へと切り替わり、

細胞の酸化をストップさせます。


今迄のブドウ糖の回路循環では、ブドウ糖を使ってエネルギー消費をすると

脳が「お腹が減った。もっとブドウ糖をくれ~」と要求してきます。

つまりガン細胞に好物のブドウ糖が回るしくみです。


ココナッツオイルは中鎖脂肪酸と言って肝臓に運ばれ、効率よく分解されて

エネルギーへと変換されます。

これで脳もお腹が減ったとは思わずにブドウ糖を要求する事はありません。

ココナッツオイルは独特の芳香がありますが、熱を加えると香りは飛びます。

また熱にも強いので料理に使いやすいですよ。

食事の養生でとても重要なココナッツオイルの役割は、エネルギー回路の変換

にあるのですね。




それでは次回以降には、ココナッツオイルの様々な活用法についてお話しますね。

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