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6組に1組の夫婦が不妊治療

2014.04.25

6組に1組の夫婦が不妊治療

お笑いトリオ森三中の大島美幸さんが、今年5月から「妊活」のために、芸能活動をしばらく休業すると発表し、話題を呼んでいます。


「妊娠なんて性交渉をすればすぐにできる」「妊娠するために休業なんて大げさ」なんて思ったら大間違い。


晩婚化が進み不妊に悩む夫婦の割合は増えていて、6組に1組の夫婦が不妊治療を受けたことがあると言われています。



妊活という言葉を耳にする機会は増えましたが、その実態についてはまだ知らないという人も多いのでは。そんな妊活の実態について紹介します。

■妊活とは
妊活とは、妊娠に関する知識を得たり、妊娠するために体や心の環境を整えたりることです。


■増える高齢出産
2012年の厚生労働省の人口動態調査を調べてみると、35歳以上で出産した女性の割合は全体の25.9%です。

1980年の同調査では7.1%だったので、約30年の間で急増していることが分かります。

35歳以上の高齢出産は、卵子の数の減少や合併症など、さまざまなリスクが高まると言われています。



■不妊治療の流れ
病院で行われる不妊治療では、タイミング法や人工授精などが行われます。

タイミング法とは、各種検査を経て排卵日を調べ、当日か近い日に性交渉を持つという方法。

人工授精とは、採取した精子を洗浄・濃縮して、排卵日に合わせて子宮内に直接注入するものです。

タイミング法はもちろん、人工授精も精子が自力で卵管内へ移動し卵子と出会うので、自然妊娠に近い治療法です。

これらの方法でも妊娠に至らない場合、体外受精が行われます。

体外受精とは、注射で取り出した卵子に精子をふりかけて受精させ、培養後子宮内に戻すという方法です。



■最新の不妊治療~凍結融解胚移植
現在注目を集める治療の一つに凍結融解胚移植があります。

これは、体外受精や顕微授精によってできた受精卵を一度凍結し、採卵したときとは別の周期を選んで融解して移植するという方法です。

「受精卵を凍結させるなんて怖い」と思われるもしれませんが、近年この凍結融解技術が飛躍的に向上し、約99%の生存率を保っているそうです。

移植に適した子宮の環境を整えてから移植ができるので、高い妊娠率を誇っています。



■妊活にかかる費用
体外受精などの高度な技術を要する不妊治療は自由診療にあたるため、健康保険が適応されず、全額自己負担になります。

その額は、数十万円から数百万円以上にものぼる場合もあるようです。

かなり高額になってしまう妊活の費用ですが、自治体によっては助成金を出しているところも。

東京都では、今年4月以降に新規で申請する39歳までの人の場合、通算6回、7万5,000円~25万円の助成を受けることができます。


また三重県では今年4月から、精巣内から精子を取り出す男性特有の不妊治療も助成します。

なお男性の不妊治療への助成は都道府県初です。


妊活に関する正しい知識を持つことで、誤解や不安を払拭できると思います。


自分にとってはまだ先の話……

とは思わずに今から勉強しておくのもいいかもしれません。



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