みなさんは主食のご飯とパンや麺類の比率はどの位でしょうか?
世代でも違うとおもいますが、
日本の和食が世界に広がっているものの日本にいる私達は、
今では様々な国の食文化が日常に馴染んでいる事が多いのではないでしょうか。
特にパン食の給食の世代は、
小麦を食事に取り入れるのに何の違和感も少ないと思われます。
そうでない世代の方でも、手軽に食べれる菓子パンや
ハンバーガー、ピザなどを頂く機会は有ると思います。
今回はご飯の持つ力についてお話します。
今の日本では様々な国の食事が食べられる事もでき、
マスメディアでも紹介されたりして当然の様になっています。
今の様な食生活になってからの日本の歴史ってどの位なのでしょうか?
和食(粗食)が変化したのは戦後、アメリカの影響が大きく関わっています。
アメリカの対日戦略に政治、経済、情報、エネルギー、文化、
食糧において日本を自立させない様になったのが始まりでしょう。
小麦粉や牛乳を日本に輸出して食糧により日本支配を行ってきました。
パン職人の養成や飛行機からパンの無料券のビラをまいたり、
学校給食にパンを導入したり、キッチンカーといって小麦食を
吹聴して回る宣伝を行ったりしました。
小麦文化は日本のジャーナリズムにまで影響を与えました。
給食でパンを食べた子どもたちが大人になった時、
その家庭で習慣的にパンを食べるのは当然です。
子どもの頃に食べていたもので一生の食の好みが決まるというわけですね。
某有名ハンバーガーチェーンは、
いつも子どもをターゲットにしている事からも、
子どもの味覚と食育をコントロールしていると言ってもおかしくないでしょう。
現代は世界的にも和食が見直されてきているのに、
当の日本人は和食離れをしている背景には
こんな仕組みがあったのも一つの要因ではないでしょうか。
次回はごはん食とパン食の比較を検討してみたいと思います。