2005年(平成17年)の今日、3月20日は西方沖地震が発生した日でした。
先日の3月11日(2011年)は、東日本大震災が発生した日…
改めて、自然災害の恐ろしさについて考えさせられるとともに、
犠牲になられた方への追悼の意をささげたいと思います。
ここ1年の間にも、大阪や熊本、北海道での地震であったり、
地震のみならず、集中豪雨災害が起きたりと、私たちの身の回りにでは、
いつ大きな災害が起こってもおかしくない状況にあるのだということを
常に頭の中に認識しておかなければなりません。
災害が起こった時のために、「最低3日分の食料品や日用品を備蓄しておく。」
ということは、いまや一般常識となっていますが、忘れてはならないものの
一つにお薬手帳があります。
日頃より体調に自信のない方や持病をお持ちの方などはもちろんのことですが、
健康な方でも、これまでに処方してもらったお薬をきちんと記録しておくことで、
アレルギーの有無や重複投与の防止、他の病院で処方されているお薬などが
あった場合は、その薬との飲み合わせについても確認できるという利点があります。
そして、災害時などの緊急時にも、その手帳を確認することで、
その人にどのような持病をお持ちなのか、必要な薬が何なのかなどを、
処方箋がなくてもすぐに判断することができるのです。
ですので、手帳は、病院ごとではなく、これまで処方されたお薬の履歴がわかるよう、
一人に1冊お持ちいただくこともポイントです。
よく調剤薬局でお薬を処方してもらう際、お薬手帳はお持ちじゃないですか?
と聞かれることがあると思いますが、ぜひ忘れずにお持ちください。
お薬手帳を持参すると、健康保険の種類等で若干違いはありますが、
点数が抑えられることでお会計がお安くなりますし…。