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経血量も健康のバロメーター

女性のお悩み

2022.03.04

私たち、漢方アドバイザーが女性のご相談を受ける際には、生理の状態について詳しくお伺いします。これは生理の状態から体全体の状態がよくわかるからです。

ところであなたの経血の量は、多いですか?それとも少ないですか?

自分の中で今回の生理は量が多かったなとか、少なかったなと感じることはあるかもしれませんが、人と比べることはできないので、一般的な基準から多い・少ないというのは判断はなかなか難しいかと思います。

生理痛がないからと言って健康であるとは限りません。生理痛のほかに「経血の量」というのも、健康のバロメーターになるんです。
そこで今回は経血の量とその体質についてお話していきたいと思います。

経血の量と体質

まず正常な経血の量ですが、20ml~140mlといわれており、50mlが平均です。
どれくらいかピンと来ないですよね。

目安としては最も多い日で2~3時間に1回程度のナプキンの交換で済む場合は正常と考えられます。1時間もナプキンが持たない場合は多い、逆にナプキンがいらない位の場合は少ないと考えます。

それでは中医学的に経血の量について考えていきます。

経血の量が多いタイプ

経血の量が多い場合、3つの体質のタイプが考えられます。

  1. 血熱タイプ
    血が余分に温まって出血しやすくなっている状態です。
    のぼせて鼻血が出る方のもこのタイプです。

    《月経の状態》
    経血の色が濃く、月経周期は短いです。おりものは黄色がかっており、粘り気が強く、匂いがきついこともあります。
    《起こりやすい症状》
    この血熱タイプの方は、不妊症や寝つきが悪くなる、ニキビや吹き出物ができやすい、膀胱炎や膣炎を起こしやすいといった特徴があります。
    《対策》血熱タイプの人は、血液がドロドロになりがちなので、ドロドロになる原因のお酒や脂っこいものは控えてください。また、じっとしていると体に熱がこもってしまうので、適度な運動も大切です。ウォーキングなど軽めの運動をするのがお勧めです。

  2. 気虚タイプ
    血を止めるエネルギーがなく、血がダダ洩れになっている状態です。
    何らかの原因で、エネルギーを作る効率が悪かったり、エネルギーの消耗が多くエネルギーを作るのが追いついていない状態です。

    《月経の状態》
    少量の出血がだらだらと長く続き、月経期間は長めです。経血の色がやや淡く、サラサラしているのが特徴です。
    《起こりやすい症状》
    この気虚タイプの方は、不妊症や月経前症候群(PMS)、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、子宮脱、不正出血、むくみなどの症状が現れます。
    《対策》
    気虚タイプの人はとにかくエネルギーが不足しているので、まずは朝食を食べてエネルギーを補ってください。朝食を取る時間がない方は、朝食を取れる時間に起きること。また朝はお腹が空かないという人は、夕食の量を減らしてみてください。またエネルギーは寝ている間に作られます。十分に睡眠の時間を確保することも重要です。

  3. 瘀血タイプ
    経血の中に塊が混じるタイプ。この塊は瘀血とよばれる古い血です。血液の質や血管の状態があまりよくないために、血液の流れが悪くなっています。

    《月経の状態》
    生理痛が強く、経血の色は黒っぽいです、
    《起こりやすい症状》
    瘀血タイプの方は、生理痛、不妊症、子宮筋腫、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)、子宮内膜症、高血圧になりやすいです。
    《対策》
    瘀血タイプの人は血液の巡りが悪くなっているので、体を動かすことで、血液の循環を促すことが重要です。血熱タイプの方と同じように、ウォーキングやストレッチをするのがお勧めです。また冷たいものは血液の循環を悪くします。冷たいものの取りすぎには気をつけてください。

経血の量が少ないタイプ

通常であれば経血量の多い生理2日目でも、大きめのナプキンを2、3時間ごとに交換すれば間に合うものです。
しかし生理2日目でも小さめのナプキンで充分、ナプキンの交換がほとんど必要ないという方は少なめかもしれません。
もちろん、年齢を重ねた方は、経血量が徐々に減っていくものですが、年齢の割に経血量が少ない…という方によく見られる2つのタイプをご紹介したいと思います。

  1. 血虚タイプ
    いわゆる貧血だったり、血の働きが弱いタイプです。

    《月経の状態》
    経血は薄くてサラサラ、淡いピンク色をしていることもあります。月経期間は短めで、ちょっと遅れがちです。
    《起こりやすい症状》
    生理後半にシクシク痛むような生理痛があったり、体が怠くなりやすいという特徴もあります。その他、めまいや立ちくらみが出やすかったりもします。
    《対策》
    十分な血液を作るため、消化しやすくバランスのとれた食事も大切です。無理なダイエットや朝食を抜いている方は、食生活をまずは見直してみてくださいね。そして、目を酷使すると血を消耗してしまうので、スマホはほどほどに、夜はさっと寝て睡眠時間
    をしっかり取ってください。

  2. 陰虚タイプ
    これは体の必要な潤いが不足しているタイプです。

    《月経の状態》
    経血は濃い赤色、量は少なく、特に臭いはありません。
    月経期間は短めで、月経周期も短くなりがちです。
    《起こりやすい症状》
    疲れるとのぼせたり、手のひらや足の裏がほてるなどの症状を伴うのも特徴です。
    《対策》
    陰虚タイプの方は、潤い不足で熱がこもりやすいので、辛い唐辛子などの香辛料や、アルコール、脂っこいものや味の濃いものは控えめにしましょう。運動ならウォーキングなど軽めにしつつ、陰虚タイプの方もしっかり睡眠時間を取ってくださいね。

いかがでしたでしょうか?
経血量をはじめ、月経は体の状態を教えてくれる大切なサインです。
今回2つのタイプをご紹介しましたが、もちろんこれだけではなく実際には様々な体質の方がいらっしゃいます。
月経にお悩みの方、ちよっと不安のある方、体の状態に応じた漢方や生活習慣のアドバイスもしておりますので是非ご相談くださいね。
薬草の森はくすい堂では漢方相談を行なっております。
お電話、オンラインでもお受けしておりますので、お気軽にご相談ください。

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