先日漢方の勉強会がありましたので
内容をご紹介します
ストレスが与える体の変化と
その漢方薬についてのお話でした
ストレス刺激は、脳の視床下部に伝えられます
視床下部には、自律神経系と内分泌(ホルモン)系を統合し
体のバランスを維持しています
そこに免疫系が加わり、心身のバランスと保っています
過剰なストレスが長期間にわたってかかると
このバランスが崩れ、病気になることがあります
内分泌系からくるストレスが
脳の視床下部に伝わると
副腎皮質刺激ホルモンが放出され
グルココルチコイドが放出され
抗ストレス作用を発揮します
フルココルチコイドが
筋肉や肝臓に作用すると
エネルギー源となり、
身体は、闘ったり逃げたりする為の
準備が行われます
漢方では副腎は五臓の腎に含まれます
又肝臓や筋肉は五臓の肝に含まれます
ストレスが長期間にかかり続けると
グルココルチコイドが多く分泌され
身体は消耗します。
漢方で考えると
肝と腎が消耗し
陰虚となります
つまり
肝心陰虚の状態です。
続く・・・
薬草の森はくすい堂フリーダイヤル0120-8931-15(ハクスイへいこ~!)