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カンポー先生のガン漢方よもやまばなし

冷えのタイプについて

2020.10.23


体内の陽気は体を温め臓器の働きを促し
気血水を全身の隅々までめぐらすエネルギーです。
腎の陽気はからだの陽気の源であり胃腸不足になると腎虚症状のほかに冷え性 しもやけなどの症状が現れます。

次に冷えのタイプについてです。


四肢末端冷え性
手足の先まで血液が循環していないことが原因で起こる冷えタイプです。
(手足などの)末梢血管の血行不良や、セルライトなどが原因とされています。セルライトは、血行不良によって不要な水分や「老廃物」が脂肪細胞に付着し、かたまりとなったもの。セルライトはリンパの流れも阻止してしまうので局所的に血行が悪くなるのです。
根本的な原因は、筋肉不足にあることが多くあります。体の中で熱を作り出す最大の器官は、筋肉です。筋肉が不足していると血行不良になり、手足の先まで血液が届きにくくなってしまうのです。

 

内臓冷え性
この冷えタイプの方は「冷えている」という自覚があまりないのが特徴で、「隠れ冷え」とも呼ばれています。
内臓冷えの方は、内臓に十分血液が届いていないため、胃もたれ・胃痛・下痢・便秘など胃腸の不調に悩むことが多くなります。原因には、筋肉不足に加えて、冷房・冷たい飲み物・薄着といった冷えを引き起こす生活習慣があることも挙げられます。

 

下半身型冷え性
下半身の気や血のめぐりが滞った状態で、腰から下が冷えやすいタイプ。更年期障害に似た特徴があり、急にほてったりのぼせたり、動悸・不安感からなかなか寝付けないなどの不調がおこります。この冷え性の原因は、下半身の筋肉不足です。

 

全身冷え性
長年の冷えにより、手足・内臓ともに冷えた状態で、季節を問わず寒さを感じる冷えタイプです。
原因は様々ですが、生活習慣や食事量の不足からくる基礎代謝の低下など、日常生活に原因が潜んでいることがあります。時には、体質・服用薬の影響など、より根深い理由から冷えている場合もあります。

 

ストレス冷え性

ストレスによって体が緊張状態になり、血流が悪くなることで冷えてしまうタイプです。ストレスにさらされていると交感神経が優位な状態が続くため、自律神経のバランスも崩れやすくなります。そのため、免疫力が下がったり、代謝が落ちてしまったり、冷え以外にも体の不調が現れます。

 

水冷え性
水冷えの原因は、水分の摂取量と排出量のバランスが崩れてしまっていることにあります。体内に溜まった水分で、体の中が冷えてしまうのです。

 

おすすめの食材

ショウガネギ玉ねぎ にんにく にらなどの香味野菜


かぼちゃ にんじん パプリカ などの緑黄色野菜


エビ ぶり マグロ アンコウ などの魚介類


羊肉 牛肉 鶏肉 鶏卵など


リンゴ イチゴ ミカンなどの果物


ゴマ 落花生 カシューナッツ などの種実


シナモン 八角 胡椒 山椒 味噌 などの調味料

よく使われる生薬 鹿茸 人参 附子 など

頻尿 夜間尿 むくみなど
おすすめの食材 長いも 黒豆 タイ 蓮の実など

よく使われる生薬 山茱萸 杜仲 茯苓など

豆は腎を補う良い食物

腎臓のかたちに似ているという理由から
古来より中国では「豆が腎を滋養することができる」
との言い伝えがあります。
腎虚のひとは豆類を使ったバラエティに富む食事を積極的にとるようにおすすめします。

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