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カンポー先生のガン漢方よもやまばなし

夏養生について

2020.08.05

夏は陽の気が盛んになるため大量の汗をかき、消化液の分泌も減少する時期です。身体の水分が失われると血液が凝縮し「心」(心臓)にも大きな負担がかかります。心の機能が活発になる反面、弱りやすくなります。血液の流れが悪くなるため、めまいや動悸、熱中症に注意が必要です。

人間も自然界の変化に従って、体内の陽の気を外界に発散するように心がけるべきです。

『心の陽気』をうまく発散しないと、身体は暑さを感じ始め、冷房や冷飲を好むようになり、これを夏中続けると下痢をするようになります。また陽気を発散しないと胸に熱がこもり食欲不振にもつながります。

冷たい飲食物を摂ると胃腸が冷え、消化・吸収力も弱まり、元気がでない状態になってしまいがち。
ですので、夏の養生は睡眠と消耗した身体にエネルギーを送る「脾」(胃腸)のケアが重要になります。胃腸は食べ物をエネルギーに変える根本、胃腸の機能低下は体力の低下に直結します。
胃腸が冷えて胸に熱がこもると食欲不振や下痢に陥り易くなるので、普段から苦味と酸味のものを適度に食べるのがよいです。

 

甘い食べ物は「湿(しつ)」を生む原因となります。湿とはむくみや下痢の原因となる余分な水のことです。

 

食品としては苦瓜、苦茶、梅干し、冬瓜(とうがん)、豆類の緑小豆、赤小豆、酢の物、お粥などがおすすめです。

 

トマトパプリカ チンゲン菜 枝豆などの夏野菜

緑豆 ゆり根 しょうが 豚肉 鴨肉 ウナギなど

 

桃メロンサクランボなどの果物などがおすすめです

そして毎日両手にモサッとのるくらいの葉物の野菜を食べ、そして血液をサラサラにして利尿を促すしいたけ、きくらげ、こんぶ、玉ねぎ、ニンニク、熱を発散させるゴーヤ、トマト、セロリ、スイカ、冬瓜などを多く食べましょう。

夏と長夏の養生ポイントとしては

早寝早起きをする

直射日光を避け水分補給をする

冷たい飲みものを摂りすぎないようにする

心(血液循環 精神状態)と 脾(消化吸収)を健やかに保つ

夏は自然界の陽気旺盛の力を借りて冬に発症しやすいしもやけや慢性気管支炎などの冷え性体質を改善するのにもってこいの季節です。

陽気を養う食材や漢方薬を使ったりつぼや

お灸をすえたりすることをお勧めします

夏養生について夏の生活に役立ててください。

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