めまいや顔のほてり
めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどの症状が出たら、熱中症のサインです。 一時的に意識が遠のいたり、腹痛などの症状が出る場合もあります。
筋肉痛や筋肉のけいれん
「こむら返り」と呼ばれる、手足の筋肉がつるなどの症状が出る場合があります。 筋肉がピクピクとけいれんしたり、硬くなったりこともあります。
体のだるさや吐き気
体がぐったりし、力が入らない。吐き気やおう吐、頭痛などを伴う場合もあります。
汗のかきかたがおかしい
ふいてもふいても汗がでる、もしくはまったく汗をかいていないなど、汗のかきかたに異常がある場合には、熱中症にかかっている危険性があります。
体温が高い、皮ふの異常
体温が高くて皮ふを触るととても熱い、皮ふが赤く乾いているなどの症状も熱中症のサインです。
呼びかけに反応しない、まっすぐ歩けない
声をかけても反応しなかったり、おかしな返答をしたりする。 または、体がガクガクとひきつけを起こす、まっすぐ歩けないなどの異常があるときは、重度の熱中症にかかっています。 すぐ医療機関を受診しましょう。
水分補給ができない
呼びかけに反応しないなど、自分で上手に水分補給ができない場合は大変危険な状態です。この場合は、むりやり水分を口から飲ませることはやめましょう。すぐ医療機関を受診しましょう。
熱中症予防のポイント
1.日頃から栄養バランスの良い食事をこころがけ、運動などで体力をつけておきましょう。
2.運動する際は無理をせずに適度な休憩をとりましょう。
3.部屋の温度をこまめにチェックし、室温が28度以上とならないようにエアコンや扇風機を上手に使いましょう。
4.喉が渇かなくても、塩分を含んだスポーツドリンクなどをこまめに補給しましょう。
5.外出の際は体を締め付けない涼しい服装で、日除け対策をしましょう。
熱中症の応急処置
熱中症が発生したらどうする?応急処置の基本は3つ!
1. 休息
安静を保つ。安静できる場所に移動させる(木陰やクーラーの入っている涼しい場所が望ましい)。
2. 冷却
衣服をゆるめ、冷却しやすいようにする(冷水タオルでマッサージをする、タオルやうちわなどで送風する。氷などでわきの下を冷やす)。
3. 水分補給
意識がはっきりしている場合のみ水分補給を行う(生理食塩水やスポーツドリンクなどが望ましい)。
こんな時は119番!!
★意識がなく、けいれんしている
★ぐったりしている
★水も飲めない
★起き上がれない