食物を「温・熱・平・涼・寒」の5つの性(五性)に分けて考え、季節や体調に応じたものを食べることが東洋医学の食養生。夏は、体の余分な熱を取る「涼・寒」の食材を“適度に”摂ることがよいとされています。陰虚タイプの人は「涼・寒」の食材を積極的にとりいれ、気虚タイプの人は摂り過ぎに注意する目安としてください。
「スッポン」と「うなぎ」は滋養強壮を促すとして知られる食材ですが、「寒・涼」の食材はスッポンなんです!体のほてりを取ると昔からいわれています。
一方、うなぎは「熱・温」と言われていますが、体の余分な水分が引き起こす「湿邪」というトラブルを回避する性質を持っています。湿邪は湿度が高い時期に起きやすく、だるさや消化不振を引き起こす原因となりますので、夏に「うなぎ料理」はオススメです♪