こんにちは。
最近は経皮吸収のお話が続いていますが、ママになる前から
気をつけていただけたら、自分のホルモンもしっかり働く様
になりますよ。
さて、前回のお話、歯磨き剤に含まれる厄介なトランスポーター
(運び屋)の役割のPGという成分は、何故、厄介かというと
同じ製品に合成着色料や合成保存料など他の化学物質が
入っていいた場合、PGはそれらを体内に運びこむ可能性が
あります。
PGだけではなく「ラウリル硫酸ナトリウム」という化学物質が
含まれる事があります。これは合成界面活性剤の一種で
細胞を死滅させるという副作用があります。
歯磨きをした後に食べ物や飲み物を飲んだ時、違う味に
感じた事はありませんか?
味が変になったのは舌にある味蕾の細胞がラウリル硫酸Naで
壊されてしまったからです。
幸い、この細胞はすぐに回復するので味が変になるのは一時的
ですが、何度も壊し続けると、段々と味覚が鈍くなってしまい
ます。
ラウリル硫酸Naの入った歯磨き剤を使った後、8回うがいをします。
8回目のうがいの水の中に4.1ppmものラウリル硫酸Naが残留して
いる実験結果が有ります。
水道水の基準は0.2ppm以下と決められています。0.45ppmの
残留で稚鮎が50%死んだという調査もあります。いかに歯磨き剤が
高濃度の合成洗剤か、お判りになると思います。
皮膚の13倍も吸収率が高い口の中で使うものではないですね。
更にこども用歯磨き剤の方が色や臭いを良くする為に
合成着色料や合成甘味料が沢山使われています。
肝臓の解毒作用で体外へ排出する機能がありますが、1割程は
残ってしまいます。肝機能の弱っている人や身体ができあがって
いない小さな子供は、大人より化学物質が身体に残ってしまいます。
水と歯ブラシだけで充分、汚れは落ちます。どうしても歯磨き剤を
使いたい時は、マッチ棒の先位の量で充分なんです。
歯磨きをする回数が多ければ多いほど、時間が長ければ長い程
害が大きくなり、唾液も働かなくなります。間違った清潔感に惑わ
されない様にしたいですね。
次回は身近な毎日のお手入れや、化粧品選びについてお話しますね。