蔓延するウィルスから自分の身を守るために、健康維持の方法として漢方や健康茶を飲むという方が増えているようです。
今回は松葉茶についてご紹介します。
ストレスと血流の関係
ストレス社会で生き、さらに自粛を求められる昨今では、ストレスによる血液の質の低下が心配となります。
心がストレスを受けると血流が悪くなることは有名になってきましたが、流れが悪くなると活性酸素が発生し体が酸化(さび付く)するそうです。普通の状態なら、人間の体は『抗酸化力』があるので相殺されるのですが、ストレスの頻度が高くなると体の抗酸化力よりさび付くスピードが高まりさびだらけの質が悪い状態に。
血液は、体の隅々まで栄養と酸素を届け、そして老廃物や毒素を回収してくれる役割もあります。全身を流れる血液の質が悪いということは、この2つの役割も十分に果たせなくなってしまうということ。
免疫力や体に不要なものを排出する力もいい血液が流れてこそ十分な力が出ます。
松葉茶は昔から親しまれている栄養たっぷりな健康茶
松葉は、抗酸化力と浄血作用があると昔から親しまれてきました。
また、中国では「仙人が松葉を常食していた」と伝えられています。
そして中国の漢方古書「本草綱目」では、「毛髪を生じ、五臓を安んじ、中(胃のこと)を守り、天年を延べる(長寿のこと)」「強壮になり、歯を固め、耳目をよくす」という記述があります。
つまり、健康で若々しく元気でいる為に松葉が使われていたということですね。
味についても、すっきりとした飲みやすい味で木の香りが落ち着くお茶でした。
甘さや苦味もあまりないので、お子様からお年寄りまで年齢問わず飲んで頂けるものとなっています。
1日量の目安は10gほど。これを1ℓから600mlの水で煮たものをなるべくその日のうちに飲むのがおすすめです。
松葉の使い方・煎じる量の目安
松葉を煎じる場合の分量(1日分)
- 約10gを目安に、水600mlに入れて沸騰するまで強火で、沸騰してからは中火~弱火で、水が半量になるまで煎じてください。(30分程度)
- 煎じたものが1日分になるので、熱いうちに茶こしやガーゼなどで濾してください。数回に分けて飲むようにしてください。
※生薬をそのままお鍋に放置しないこと。
生薬・薬草を煎じるときの注意点
煎じる容器は土瓶のような焼き物か、耐熱ガラス製のものが良いのですが、アルミ、アルミマイト、ホーロー引きのヤカンや鍋でもよいです。 ただし、鉄製や銅製のものは煎じ液が変質する恐れがありますので、避けるようにしてください。
松葉茶取扱い商品
本来、体がもっている力を十分に発揮するためには血液をいい状態に保ち、敵に打ち勝つ力をいかにキープ出来るかにかかっています。
ご自身とご家族の健康を守る方法の一つとして、松葉茶を取り入れてみるのはいかがでしょうか。