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更年期を乗り切るため、今、出来る事。

2017.12.14

更年期障害の主な症状として、のぼせやほてりが起こるホットフラッシュや、イライラ、憂鬱、倦怠感など……その症状は多岐に渡ります。

更年期障害の症状は人によって様々ですが、症状の有無、軽重も人によって異なります。

中には、生活に支障をきたすほど重篤な症状の人もいるのです。

「急な大汗、のぼせで仕事に集中できない」
「仕事の疲れがとれず、毎日疲労感を抱えながら仕事をしている」
「疲れやすく、今までと同じように仕事ができない」という声もあり、

ミスが続くと、今までのパフォーマンスを維持できないもどかしさ、悔しさを感じたり、つらくて仕事を辞めたいと感じる人も多いのではないでしょうか

働いていても専業主婦でも、子どもがいてもいなくても、夫がいてもいなくても、更年期は関係ないといわれています。

すべての原因が夫の場合もあれば、子どもが話を聞いて助けてくれることもあります

働きながら症状に苦しんでやめてしまう人もいますが、
会社をやめようと思ったら、調子がいいときに決断するといいです。

たいていの場合は３～４カ月で調子よくなるのだから、決めるのはそれからでいいのです。

追いつめられた状態で大事な決断をするのは良くないです。

仕事しながらの更年期に備えるために、まずは更年期を知ることです。

更年期の症状は、強く出る人と、なにも感じない人と、そのときにならないとわからないといいます

更年期の様々な不調が起こるのには、3つの要因があります。

①女性ホルモン要因（エストロゲン量の低下）
②環境要因（夫、姑、職場、子どもなど）
③気質要因（生真面目、完璧主義など）

更年期の症状をやわらげるには、これらをひとつひとつ消していけばいいんです

女性ホルモンの要因を消すには、女性ホルモンを増やせばよいのです👈漢方の出番

気質は、あまり一つのことにこだわらずに、よい意味で自分に寛容になることです。

ネガティブな何かを受け取ったら、さっと流すことです。

漢方も脳に働きかけるので、気質要因を和らげるのに役立ちます👈これまた漢方の出番

最後まで残りがちなのは環境要因です。

職場のストレスは異動、退職など解決法がある場合が多いのですが、夫、姑、子どもなどの人間関係がいちばん大変です。

自分はいま調子が悪いから、仕事などは５割くらいで十分、人に迷惑をかけないで、ペースを落としていこうと悟ること。

短い人は３カ月、長い人は５年位のこともありますが、必ずよくなりますから

まだ更年期手前で、元気なうちにできる事は、更年期について正しい知識を身につけておくこと

そして打ち込める趣味や気分転換方法をいくつか見つけておくこと

これなら誰でもできることです。

そのうえで、更年期かな？と疑われる症状が出て来た時には、是非ご相談下さい。

更年期女性は、仕事の立場上、甘える立場にない人達も多いと思います。

しかし、頑張っても若い頃のように身体はついていかないのが現実。

恥ずかしがらず、自分の症状を周りに伝えることも大切です。

そして頑張り過ぎないことも必要なのです。

たまには休みをとり、体を休ませるなど、自分を大切にする時間を持ちましょう。

リラックスすることで自律神経の乱れも治まり、更年期症状の緩和に期待できます