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ぐっすり安眠法

不眠

2017.12.18

最終更新日:2021.10.21

入浴と安眠

最近しっかりとお風呂に入っていますか?
シャワーだけでささっと済ませたりはしてませんか?
毎日の入浴のちょっとした心がけは安眠へと繋がります。人が眠りにつく時には、深部体温が下がります。
睡眠時に深部温度が下がるのは、代謝を下げてエネルギーを保存する事や、脳のクールダウンをさせるためです。
睡眠は身体の休息でもあると同時に、脳の休息でもあるためです。
入浴による深部体温の上昇は、眠りにつく前の深部体温の下降をスムーズにし、寝つきがよくなるという仕組みです。

安眠のためのおすすめ入浴方法

  1. 入浴は寝る2時間前に
    入浴時に深部体温が上がった後、下がり始めるまで若干時間がかかります。入浴後すぐの睡眠は、まだ深部体温が上がった状態なので、逆に眠りにつきにくい状態です。睡眠の2時間前ほどに入浴をすると、丁度良いタイミングで深部体温が下がり始め寝つきやすくなります。
  2. お湯の温度は38~40℃
    お風呂の温度は38~40℃ぐらいに設定しましょう。ほんのり暖かい温度のお風呂は、副交感神経に働きかけ、リラックス効果も高くなります。逆に温度があまり熱過ぎると、交感神経が働き、興奮状態となってしまいます。
  3. 入浴時間はゆっくり20分
    ぬるめのお湯にじっくり「10~20分程度」浸かることをお勧めします。どうしても熱めのお風呂じゃないと入った気がしないなら、入浴時間を短めにしたり、早めに入浴するなど、時間調整をすると良いでしょう。
  4. お風呂上りに冷たい水を飲む
    これで、体温がすっと下がります。深部体温の下降の落差が大きいほど、グッスリ眠ることができます。

足湯

時にはお風呂をためるずにシャワーで済ませたい場合がありますよね。そんな場合には足湯がおすすめです。足で温められた血液が全身を巡り、深部体温を上げてくれます。足湯をしながら、弱めの水圧のシャワーで後頭部や首・肩などをマッサージすると、リラックス効果も高まりおすすめです。

睡眠と足の冷え

冷え性の方は寝る時、温かいモコモコの靴下を履くという方も いらっしゃるのではないでしょうか?
でも…実はこの行動、さらに冷えを招く原因になっているんです!
人は寝ている間に約コップ1杯分の汗をかくと言われています。これはレム睡眠とノンレム睡眠の切り替えにすごく重要なことで、ごく自然の現象なんです。
通常であれば布団や寝間着が吸収し、蒸発していく汗ですが モコモコ靴下は水分の吸収率が悪く、さらに足と密着・密閉しているので蒸発しにくいんです。なので、足の汗が乾かず留まって熱を奪っていってしまうんですね。

湯たんぽやレッグウォーマーで温める

一番いいのは靴下を履かないことなんですが、寒くて眠れなかったら元も子もないですよね。
そんな方には、湯たんぽをおすすめします!
寝る少し前からお布団の中にセットしておけば、足元ぬくぬくです。それでもやっぱり足元が寂しいという方はレッグウォーマーをどうぞ。足首だけの靴下のような物なのですが、足首を温めるだけでかなり足先の冷えも和らぎます。寝汗の蒸発も邪魔しないので、これで少しでも冷えに邪魔させずゆっくり睡眠が取れればと思います。

今回紹介したのはあくまで対処法ですが、根本的に体質から改善したい場合はやはり漢方がおすすめです。
身体の冷えは万病の元たかが『冷え』と思わず、ぜひ一度気軽にご相談ください。

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