先日の漢方の勉強会の続きを書きです
テーマはストレスと漢方です
前回の内容は、ストレスが内分泌系に
及ぼす作用についてでした
今回はストレスが自律神経系に
及ぼす作用についてです
ストレスが脳の視床下部に伝わると
自律神経が活性化します
すると
副腎髄質からはアドレナリンが分泌されます
神経の末端からはノルアドレナリンが分泌されます
アドレナリンが増えると
心拍数を上げ、血糖
を上昇させます。
ノルアドレナリンが増えると
末梢血管を収縮させますので
血圧が上がります。
筋肉に流れる血液の量が増え
外敵と闘ったり、
外敵から逃げる
準備をします
この緊張が続くと
胃腸の働きが悪くなり
食欲がなくなったり、
栄養の吸収が悪くなります。
こうなると
私たちの身体は
ありもしない外敵に対抗するために
エネルギーを使い果たし
身体の消耗が激しくなります
この状態を
漢方で考えますと
腎と肝が消耗した
肝腎陰虚の状態です
次はストレスと五臓の関係についてです。
お楽しみに


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