今年は一段と早く、夏のような暑さとなっていましたが、台風の影響もあり福岡では雨が続いています。
雨の日はどこか気分が沈みがちですが、しっとりと雨に濡れた紫陽花は、この季節ならではの風情を感じさせてくれますね。
曇り空の下でも鮮やかに咲いている紫陽花を見ると心を和ませてくれます。
実は紫陽花には「七変化」という別名があります。これは土壌の性質によって花の色が変化するためです。一般的に、酸性の土壌では青色、アルカリ性の土壌では赤色やピンク色になりやすいとされています。
また、私たちが花びらだと思っている部分は実は「萼(がく)」で、本当の花は中央に集まっている小さな部分です。身近な花ですが、意外と知られていない特徴がたくさんあります。
紫陽花の花言葉には「家族団らん」や「和気あいあい」があります。小さな花が寄り添うように集まって咲く様子から、このような温かい意味が付けられたといわれています。
一方で、花の色が変化することから「移り気」という花言葉もありますが、近年では家族や人とのつながりを象徴する前向きな花として親しまれています。
中医学では、梅雨は「湿邪(しつじゃ)」が盛んになる季節と考えます。湿気の影響で胃腸の働きが低下したり、むくみや頭重感、体のだるさなどを感じやすくなります。
気分も晴れない時期ですが、雨に負けず美しく咲く紫陽花を眺めながら、ご自身の体調にも少し目を向けてみてはいかがでしょうか。



