☆彡『菱餅』で厄除け長寿☆彡

2018.03.05

現在不妊治療を行っているご夫婦は４６万人

最新のデータ―では７組に１組が不妊で悩んでいます

そのような不妊に悩むご夫婦を

日々薬草の森はくすい堂で、

漢方、養生を中心にサポートをしてる

福岡の国際中医師・一般社団法人認定の

子宝カウンセラーステキに先生です

先日の３月３日は、『ひな祭り』でしたね。

ひな祭りは、五節句の一つで、

一年を五つの節日（せつにち）で区切り、

節目節目を無事に過ごせるよう厄災を祓い、

無病息災を願う行事というのが「五節句」です。

節句は「節供」ともいって、

季節の節目にお供え物をするという意味もあると同時に、

その時期その時期の植物から正気をもらい、

邪気を祓い、健康を願うという意味合いもありました

一月は七草、三月は桃、五月は菖蒲、七月は笹、九月は菊…と

薬用食物が五節句に対応して選ばれています。

『ひな祭り』には菱餅がつきものですが、

菱餅の色にも意味があるのはご存知ですか

元々ひな祭りでは、

邪気を祓うと考えられてきた、蓬を使ったヨモギ餅と、

子孫繁栄と長寿の力があると考えられていた、

ひしの実が入った白い餅を食べていました。

しかし明治頃から、

邪気を祓う、魔除けの色の赤（神社の鳥居など）の

山梔子（さんしし・クチナシの実）が入った赤い(桃色)餅

を加えて三色になりました。

山梔子（さんしし）や、ひしの実の菱実（りょうじつ）、

そして蓬の葉の艾葉（がいよう）は

どれも漢方の生薬として今でも使われています。

●白：雪のイメージ。菱の実、菱実

　　：滋養強壮、解熱/子孫繁栄、長寿

●緑：新緑のイメージ。蓬：艾葉

　　：止血、止痛、安胎作用：胎動不安を抑える

　　：魔除け・厄除け

●赤：桃の花のイメージ。山梔子（クチナシの実）。

　　：清熱瀉火・涼血解毒～解熱、利胆、止血、解毒、鎮静、降圧

　　：魔除け・厄除け