昨日4月23日にラベンダーオイルを使ったハンドメイド講座を行いました。
ご参加いただきました方に改めて感謝申し上げます。
化粧水ローション&ハンドクリームの手作り体験と中医学的な香りの作用について色々お話しさせていただきました。
中医学的には春は新しい環境や寒暖差などによって、自律神経と関係が深い「肝」がお疲れになる季節。
このお疲れの状態は「気滞」と呼ばれる気の巡りの悪さを引き起こします。
すると血流悪化や様々な痛みの原因となることがあります。そこで「肝」を休めてあげるのに有効なのが香りを取り入れることです。
そこでラベンダーの香りで気の巡りを促します。
皆さん養成に真剣に取り組む方ばかりで話を聞きメモを取りながら聞く方もいらっしゃいました。
作っている時は和気あいあいと一緒に湯煎の鍋をのぞき込む参加者の方々にこちらまで楽しくなりました。
新年度、頑張り過ぎて少し疲れていると感じる皆さん。
リラックスには、日々の生活にラベンダーの香りを取り入れてみてはいかがですか。
今回イベントで使用したアロマオイルは、肌に直接塗っても安心なトゥルーラベンダーのプレミアムエッセンシャルオイルです。
アロマセラピーに利用されることも多いラベンダー精油ですがひと言でラベンダーといっても実は様々な種類があります。
園芸用も入れるとラベンダーには40種類以上の品種があると言われ、アロマセラピー用の精油としては主に3種類のラベンダー精油が流通しています。
そこではくすい堂では、唯一の薬用種である「トゥルーラベンダー(学名: lavandula officinalis,lavandula vera, lavandula angustifolia )」をオススメしています。
[officinalis]とは「薬用の」という意味で、元々薬草として用いられたことに由来します。[vera]とは「真の/本当の」という意味。[angustifolia]とは「細い葉」という意味です。
本物のトゥルーラベンダー(薬用種ラベンダー)は特級ワインと同じく、AOP認証によって保護されているほど厳格で貴重なものです。
トゥルーラベンダーの他にはスパイクラベンダーやラバンディンがあります。
スパイクラベンダーはスペインで広く栽培され、強い樟脳のような香りをもつ青紫の花の品種です。
ラバンディンは現在流通している手軽な価格帯のラベンダー精油のほとんどがこの品種だと言われています。
トゥルーラベンダーよりも育てやすくヘクタールあたりにとれる精油量が8~10倍の量のラバンディン種が現在の市場の95%と言われ、精油の品質はトゥルーラベンダーよりはるかに劣ります。
セラピー効果をしっかりと得たいならば薬用種ラベンダーであるトゥルーラベンダー選んでみてはいかがでしょうか。
春に体調を整えることが夏に負けない体を作る土台作りにも繋がりますのでアロマで体調を整えてみませんか。
今回使用したラベンダー精油は店頭で取り扱いしておりますので気になる方はスタッフへお声掛けください。