3月も今日で終わり、
4月になると入学式や入社式と
新しい世界に飛び出していきます
中医学では立春の2月、3月、4月を春と考えます
春は五行の木に属し、
春には草も木もぐんぐん育つ陽気が上昇すると同じように、
肝の気も上昇します。
興奮状態を招きやすくなり
のぼせ、イライラ、怒りっぽい、めまい 動悸などの、
自律神経の不安定状態が現れやすくなります
漢方薬では逍遥丸、加味逍遥散 、柴胡清肝散
などで気の流れをよくしていきます
又
「春眠暁を覚えず」という諺がありますが
養生として、春はできるだけ朝早く起きるようにします
朝寝坊は陽気の生長を妨げます
自然の陽気が動き始める日の出に合わせて
自分の体の陽気の生長を促します
春の食養生は、肝の気を高め過ぎず調和することで胃を養い
消化機能を助けることが大切です。
春は肝だけでなく脾(胃腸)の調子を見ることも大事です。
春の味は「酸味」です
しかし酸味は、気を抑制する作用があるため、
冷え性や体力のない人は取りすぎに注意しましょう
揚げ物など油っぽいものや辛いものは
胃腸や肝臓に負担がかかるので控えめにしましょう。
春に採れる新芽がおすすめです。
体の外に発散させるような、ねぎ、生姜、香菜、スパイスなど、
よい香りのする調味料を使って調理しましょう
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