美味しいおっぱいが出るには、どんな食事が必要なのでしょうか。
産後1週間は、お粥と梅干しでも充分良いおっぱいが出ます。
もし乳腺炎を起こした時は、牛乳、卵、脂、乳製品、肉等は摂らない様にします。
具沢山のお味噌汁と御飯だけにします。
良いおっぱいを出す為には食事を低カロリーであっさりした和食で腹八分にします。
穀類、野菜、魚介類の割合が5:2:1と昭和30年代の食事が理想です。
例えば、(ごはん、具沢山のお味噌汁、漬物、酢の物、ほうれん草のおひたし)等です。
逆に乳質を悪くする食べ物は、
1.揚げ物、天ぷら等、脂っこい食べ物
2・餅、赤飯
3.牛乳、チーズ、ヨーグルト等の乳製品
4.菓子、果実等の甘い物
5.鶏卵
6.ピーナッツ等のナッツ類
7.牛肉、豚肉、鶏肉等
8.たけのこ等のアクの強い物
9.ジュース、コーラ等の炭酸飲料、清涼飲料水
10.インスタント食品
他にも、タバコ、アルコール、コーヒー等の嗜好品を摂らない事が大事です。
飽食時代にこんな食事で大丈夫?と思われるかもしれませんが、
ミルクなど無かった昔の方は当たり前にできていた食事です。
母親は子どもの食育を産後から、すぐに始めるのです。
飽食の誘惑になんて負けてはいられませんよね。
最近は、ミルクがあるからとすぐに諦めるお母さんが多くなっていますが、
あわてずに根気よく授乳を続けて赤ちゃんに吸ってもらい、
マッサージをして正しい食生活をすれば、おっぱいは出ます。
赤ちゃんにとっての良いおっぱいが、お母さんの健康にも良い食事となります。
おっぱいを吸ってもらうと産後のダイエットなんて必要なく元に戻っていきますよ。
それでは次回は乳質の悪い時の赤ちゃんのSOSサインのご紹介です。