みなさんは世の中の牛乳が明日から
全部ネズミのお乳に変わったらどうしますか?
抵抗があって飲めないと答える方が大半でしょう。
では牛乳には何故、抵抗がないのでしょうか?
生まれた時からとか、給食で摂っていたからとかいう様に
当たり前に生活に馴染んている牛乳はいつ頃から飲まれる様になったのでしょう。
戦前の日本人は牛乳を飲む習慣も粉ミルクもありませんでした。
牛乳でカルシウム摂取を期待する現代人の様に
骨粗鬆症の割合は多くありませんでしたし、母乳育児でした。
約4000種の哺乳動物の中で唯一、人間だけが他の動物からお乳をいただいています。
人間以外の動物は他の種類のお乳をわが子に与えたりしませんよね。
大昔、もともと人は猿が住める所にしか住めない哺乳動物でしたが、
猿が住めない程の気候の厳しい土地に住むのには、とても必要なものでした。
大昔に寒帯に住み着いた人々(北欧や山岳地など)は長い間に遺伝子が変化して、
大人になっても動物の乳が飲める身体になっています。
腸の中に乳を分解する「ラクターゼ」があるからです。
人は乳児の頃にはこの「ラクターゼ」がありますが、
断乳の頃からほとんど無くなります。
つまり日本人は牛乳のカルシウムを吸収できないという事ですね。
牛乳の動物性脂質は白内障やアテローム硬化
(動物性脂質の摂取により悪玉コレステロールが増えて血管に付着する)が
進行しやすくなるといった報告もあります。
それでは次回は
「何故、日本人が当たり前の様に牛乳や
乳製品を当たり前に摂る様になったか?」
についてお伝えしますね。
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