「年齢とともに腰や足腰が気になってきた」
「夜中に何度もトイレに起きる」
「男性機能を取り戻したい」
このようなお悩みで、漢方薬を探している方も多いのではないでしょうか。
今回は、腎や足腰の衰えなどに用いられる生薬製剤「強活腎散(きょうかつじんさん)」について、中医学の考え方も交えながら解説します。
強活腎散とは?
強活腎散は、剤盛堂薬品が製造販売する第2類医薬品の生薬製剤です。効能・効果として、膀胱カタル(膀胱炎)、腎臓病、腰痛、高血圧、糖尿病、脚気、早漏、陰萎(勃起不全)が認められています。
強活腎散の大きな特徴は、八味地黄丸を基本としながら、さらに人参・蒼朮・陳皮を加え、附子を含まない処方構成になっていることです。
そのため、単純に「腎を補う漢方」というだけではなく、腎を補う一方で、胃腸の働きにも配慮した処方として見ることができます。
八味地黄丸と何が違う?
強活腎散を理解するうえで、まず知っておきたいのが八味地黄丸です。八味地黄丸は、以下の8種類の生薬からなる代表的な補腎薬です。
- 地黄
- 山茱萸
- 山薬
- 沢瀉
- 茯苓
- 牡丹皮
- 桂皮
- 附子
強活腎散にも、このうち附子を除く7種類が含まれています。そこに、人参・蒼朮・陳皮を加えているのが大きな特徴です。
人参は気を補い、蒼朮は脾の働きを助けながら湿をさばき、陳皮は気の巡りを整えながら胃腸の働きを助ける生薬です。
中医学では「腎」を整えることだけでなく、飲食物から気血を作る「脾胃」の働きも重要だと考えます。特に地黄を含む補腎薬は、体質によっては胃もたれなどにつながることがあります。
そのため強活腎散は、補腎を中心にしながら、脾胃(胃腸)にも配慮した構成と考えることができます。
強活腎散を中医学的に見ると?
強活腎散の中心となるのが「補腎」です。中医学では、腎は成長・発育・生殖などに関わるだけでなく、年齢とともに衰えやすい「先天の本」と考えられています。
腎の働きが弱くなる「腎虚」では、以下のような症状が現れることがあります。
- 腰や膝のだるさ
- 足腰の衰え
- 頻尿
- 夜間頻尿
- 排尿に関する悩み
- 冷え
- 性機能の低下
強活腎散では、地黄・山茱萸・山薬などが補腎を担い、沢瀉・茯苓が水分代謝を助けます。また、桂皮は身体を温め、牡丹皮は血の巡りを整える方向に働きます。さらに人参・蒼朮・陳皮を加えることで、脾胃への配慮も加えられています。
つまり、「腎を補う」+「水分代謝を整える」+「脾胃の働きにも配慮する」というところが、強活腎散の特徴といえるでしょう。
どんな方に使われる?
強活腎散は、承認された効能・効果として腰痛や腎臓病、膀胱炎、排尿に関係する症状、性機能に関する症状などに用いられます。
中医学的には、特に「年齢とともに足腰や排尿などの変化が気になってきた」という方の体質を考える際に、補腎という視点が重要になります。
ただし、同じ腰痛や頻尿でも原因はさまざまです。冷えやむくみ、胃腸の状態なども含めて、その人の体質に合っているかを考えることが大切です。
強活腎散の用法・用量と価格
【用法・用量】
強活腎散は、1日3回、食前または食間に服用することとされています。
- 成人(15歳以上):1回1包
- 10歳以上15歳未満:1回2/3包
- 5歳以上10歳未満:1回1/2包
- 5歳未満:服用できません
【価格】
60包入りで税込み5,500円となります。
服用するときの注意点
強活腎散は、八味地黄丸をベースに作られた処方で、胃腸がもたれにくいように作られた漢方薬です。しかし、それでも地黄のような胃腸の負担になりやすい生薬が含まれているため、誰にでも合うわけではありません。
添付文書では、胃腸の弱い人、下痢しやすい人は服用しないこととされています。
また、服用後に食欲不振、胃部不快感、腹痛、発疹・発赤、かゆみ、動悸、のぼせなどが現れた場合には、服用を中止して医師、薬剤師または登録販売者に相談する必要があります。下痢が続く場合にも相談が必要です。
さらに、1か月程度服用しても症状がよくならない場合は、服用を中止して相談するよう記載されています。
お客様の声
50代男性
ラジオショッピングで強活腎散のことを知り、腰痛と血糖値を抑えたいと服用を始められました。冷えを感じにくくなると共に腰痛も緩和され、日常で気にすることが少なくなりました。血糖値についても上昇することなくコントロールできており、体調も良いため今も継続されています。
60代男性
腎臓機能と血糖値の数値が悪化しないよう服用を始めました。頻尿だったが回数が減り、夜間に起きる回数も減っていきました。食べ過ぎた時には必ず目の周りが腫れていたそうですが、服用を始めてからそのような症状が出なくなったと喜ばれました。
※効果には個人差があります。
まとめ
強活腎散は、八味地黄丸を基本とした生薬構成に、人参・蒼朮・陳皮を加えた特徴的な生薬製剤です。
中医学的には、「腎を補う」「水分代謝を整える」「脾胃の働きにも配慮する」という複数の方向から身体を整える処方として考えることができます。
腰痛や排尿の悩みなどがあっても、その背景にはさまざまな体質があります。強活腎散に効能・効果のある症状であっても、冷えやむくみ、胃腸の状態、体力なども含めて自分の体質に合った漢方を選ぶことが大切です。
強活腎散について気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
一緒に読まれている記事
お問い合わせ・ご相談窓口
薬草の森はくすい堂 国際中医専門員 権藤
住 所:福岡県福岡市城南区長尾1-17-7
電話番号:0120-8931-81(フリーダイヤル)
営業時間:10:00~18:00(日・祝日除く)
★オフィシャルLINEからもお問合せ・相談予約ができます。「友達追加」から登録いただき、お名前、相談したい内容、相談希望日(第一希望から第三希望まで)、相談方法(店頭相談、電話・ZOOM相談)をご入力ください。
https://page.line.me/zyw6393q
★ホームページからの相談予約はこちらから。
https://reserva.be/hakusuido



