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日頃の食事は大丈夫ですか?陽性食、陰性食を考えて改善してみましょう。

体質改善

2019.11.13

自然食には「食養生(食養)」、食事で身体を健康にするという考え方があります。食養生は、「我々の身体は我々自身が食べたもので出来ているので、健康の維持・回復の為に、何をどのように食べるのが身体にとって良い事なのかを、多くの先人達が経験に基づいて築き上げてきた知識・知恵」であるとも言えます。

その食養生の中に「食べ物は陰性・陽性に分けられる」という考えがあります。大まかに言うと、

・暑い地域でよく育ち、カリウムの多いものを「陰性食品」と呼び、身体を冷やす・身体、血管、腸管を緩める等の特徴があります。代表的な食品として、ナス科や葉物野菜・果物(バナナ等南国の果物)、砂糖(特に白砂糖)、白米・小麦等の精白食品、豆腐や豆乳等の大豆製品、お酢、食品添加物などが挙げられます。もちろんこれらを食べすぎや摂りすぎは陰性体質になり、冷え性や貧血、胃腸病、アレルギー、うつ病等の原因となり得ます。

・寒い地域でよく育ち、ナトリウムの多いものを「陽性食品」と呼び、身体を温める・身体、血管、腸管を締める等の特徴があります。代表的な食品として、塩、人参やごぼう等の根菜類、味噌、醤油、梅干し、漬物、肉、魚などが挙げられます。陰性食と同じように過食は陽性体質になり、高血圧、不眠症、多汗症、ヒステリー等になりやすくなると言われています。

・陰性・陽性に偏らず、その真ん中の性質を持つものを「中性食品」と呼びます。代表的な食品として、玄米、あわ・きび・ひえ等の雑穀類、三年番茶等が挙げられます。人も陰陽どちらかに偏らず真ん中の状態「中庸(ちゅうよう)」であることが、もっとも健康で望ましい状態であるといえます

体調や季節など考慮して、食べているものを見直し、体質を中庸とすることが(理想ですが、やや陽性よりでも大丈夫です)健康の維持・回復には重要だと言えます。 

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