雨が止んで今日から花粉の飛散が本格化しています。
こんな時に注意したいのは食生活です。特に甘い物・油物・お酒は、摂りすぎると花粉症の症状を強めてしまうことがありますが、食生活で花粉症が悪化すると考えている方は少ないようです。
甘い食べ物・飲み物
ケーキやチョコレート、甘いお菓子などをたくさん食べると血糖値が急に上がり、体の中で炎症を促す反応が起こりやすくなります。花粉症は、花粉に対して免疫が過敏に反応し、鼻や目の粘膜で炎症が起きることで症状が出ます。甘い物を摂り過ぎると、この炎症反応が強まり、くしゃみや鼻水、鼻づまりが出やすくなることがあります。また、甘い物は腸内環境を乱しやすく、免疫のバランスを崩す原因にもなります。
油物
揚げ物や脂っこい料理には、炎症を起こす物質の材料となる脂肪酸が多く含まれています。これらを摂りすぎると、体の中の炎症反応が強まりやすくなります。さらに脂の多い食事は腸内環境にも影響し、アレルギー反応が起こりやすい状態を作ってしまうことがあります。そのため、揚げ物やスナック菓子などを続けて食べると、花粉症の症状が強く感じられることがあります。
お酒
アルコールを飲むと血管が広がり、鼻の粘膜も充血しやすくなります。その結果、鼻づまりや鼻水が出やすくなることがあります。またアルコールの代謝の過程でヒスタミンという物質が関わるため、アレルギー症状が強く出ることもあります。特にワインやビールなどはヒスタミンを含むこともあり、花粉症の時期は症状が出やすい方もいます。
漢方的に考えると
漢方でも、甘い物や脂っこい物、お酒の摂りすぎは体に「湿(しつ)」や「痰(たん)」を生みやすいと考えます。これが体にたまると巡りが悪くなり、鼻水や鼻づまりなどの症状が出やすくなるとされています。
もちろん、これらを完全にやめる必要はありません。ただ花粉症のつらい時期は少し控えめにして、野菜や魚、発酵食品などを取り入れた食事を心がけると、体が楽になりますよ。
薬草の森はくすい堂 国際中医専門員 権藤
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