西洋医学での診断
下痢とは、便の形状がなく水分を多く含んだものをいいます。
普通の便は、腸で水分吸収されるため形状がきちんとありますが、下痢の場合はウイルス感染、炎症、何らかの疾患の1つの症状など様々な原因によって、腸の中の悪いものを早く体外へ出そうとする防御反応が働くために起こります。
下痢になると、水分も体外へ排出されているので、脱水症状を起こす可能性があり、注意する必要があります。
下痢の原因
- 感染性(ウイルス、細菌、寄生虫など)
- 食中毒
- 食べ過ぎ
- 精神的ストレス
- 腸の炎症性疾患(潰瘍性大腸炎など)
- 吸収障害(乳糖不耐症など)
- 薬によるもの(抗生物質、化学療法など)
下痢の症状
下痢、腹痛、嘔気、嘔吐、脱水症状、発熱
下痢の治療
- 1~2日は食事を避けて安静を保つ
- 症状が落ち着いたら絶食から流動食、お粥といったような普通食へ徐々に戻していく
- 脂肪の多い食事は避ける
- 冷たいもの、刺激の強い香辛料などは避ける
- 消化の良いものを摂取する
- 薬物療法
- 抗生物質
- 腸運動抑制剤
漢方での診断
下痢は、下記に挙げたような症状があり、体質や原因によっても対処方法が違いますので、それぞれの現委員に合わせて対応することで、下痢を止めます。