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2026年『丙午(ひのえうま)』はどんな年?

2026.02.04

今年は、60年に一度巡ってくる丙午(ひのえうま)の年です。 「丙午」と聞くと、どこか不吉なイメージを持たれる方もいるかもしれません。

古くから、丙午生まれの女性は結婚ができない、結婚すると相手を食い殺すといった迷信が語られ、実際に丙午の年は出生数が大きく減った時代もありました。60年前は丙午の年は出産が少なかったとされています。

十干十二支は、立春である2月4日からがスタートになります。丙午の特徴を知り、良い1年を過ごせるようにしましょう。

 

丙午が「強すぎる」と言われた理由

十干の「丙」と、十二支の「午」は、どちらも五行では「火」に属します。
つまり丙午は、「火 × 火」の組み合わせ。

火のエネルギーが重なることで、

  • 勢いが強すぎる
  • 燃え上がりすぎて制御が難しい

と考えられ、「相手を焼き尽くす」「周囲を巻き込む」といった俗信が生まれました。

さらに、江戸時代に丙午生まれとされた八百屋お七の放火事件が、このイメージを決定づけたとも言われています。

ただし、これはあくまで当時の社会背景と価値観の中で生まれた解釈。
現代においては、「強すぎる火」は使い方次第で大きな推進力にもなると捉えることができます。

 

十干十二支は「時代のエネルギーの流れ」を読むもの

干支は単なる占いではなく、五行(木・火・土・金・水)と陰陽の組み合わせによって、その年のエネルギーの質や流れを示しています。

  昨年(乙巳)の振り返り

昨年は乙(きのと)の年でした。
「乙」は、双葉が地上に出て、風に揺れながらも伸びていく姿を表します。

  • 伸びる力はある
  • しかし抵抗や妨害に遭いやすい
  • 思うように進まず、曲がりながら成長する

「巳(へび)」もまた、問題や障害がはっきり形になって現れることを象徴していました。

昨年は、
「頑張っているのに進まない」
「努力しても評価されにくい」
そんな感覚を持たれた方も多いのではないでしょうか?

  今年(丙午)は「勢いが増す年」

今年の丙(ひのえ)は、昨年芽を出したものが、一気に勢いづいて伸びていく段階を表します。
字の成り立ちを見ると、上へ上へと陽気(生命エネルギー)が伸び切る様子が描かれています。

中医学には「陽極まれば陰生ず」という考え方があります。<>

つまり、

  • 調子が良い
  • 勢いがある
  • 物事が進む

その裏側で、陰(消耗・疲労・土台の弱り)が静かに生まれ始めるのです。

「うまくいっている時ほど、足元を整える」
これが丙午の年の重要なテーマになります。

 

社会の流れと、私たちの行動指針

「午」という字は、太陽が最も高く昇ったあと、少しずつ陰り始める状態を示します。

  • 勢いはある
  • しかし永遠には続かない
  • 次の段階への備えが必要

社会全体を見ても、長引いていた問題が表面化し、
「決着」「方向転換」が起こりやすい年回りと言えるでしょう。

私たち個人の生活でも同じです。

 

 今年こそ「新しいこと」を育てる時

昨年から今年にかけて、

  • 気になっていたこと
  • ずっと後回しにしてきたこと
  • 小さく始めよう
と思っていたこと。

それらに今からでも着手することが、時の流れに乗るコツです。

大きな一歩でなくて構いません。
早めに動き出すことで、思わぬ追い風を受け、数年後に大きな差となって現れることがあります。

 

丙午の年に大切な「陰のケア」

漢方的(中医学)に今年の体調ケアを考えると、火(陽)が強まる年だからこそ、意識して整えたいのが陰の部分です。

具体的には、

  • 腎(ホルモンバランス・骨粗鬆症など)
  • 血(コレステロール・血の質)
  • 睡眠・回復力など
これらは、元気なうちは見過ごされがちですが、将来の不調を左右する体の土台になります。

 

今年は「30年先を見据えた種まきの年」

丙午の年は、これから30年続く流れの土台を作る年とも言われます。

これまで続けてきたことを大切にしながら、
そこに「もう一つの柱」「プラスアルファ」を加える。

それが、
「将来の衰退を防ぎ」
「無理なく続けられる体や仕事を作る」
最大のポイントになります。

今年はぜひ、勢いに任せすぎず、陰を養いながら前に進む。
仕事や勉強、趣味などが捗っていても休むことを心がける
これから1年間は、そのように意識してみてはいかがでしょうか?

 

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