今年は、60年に一度巡ってくる丙午(ひのえうま)の年です。 「丙午」と聞くと、どこか不吉なイメージを持たれる方もいるかもしれません。
古くから、丙午生まれの女性は結婚ができない、結婚すると相手を食い殺すといった迷信が語られ、実際に丙午の年は出生数が大きく減った時代もありました。60年前は丙午の年は出産が少なかったとされています。
十干十二支は、立春である2月4日からがスタートになります。丙午の特徴を知り、良い1年を過ごせるようにしましょう。
目次
丙午が「強すぎる」と言われた理由
十干の「丙」と、十二支の「午」は、どちらも五行では「火」に属します。
つまり丙午は、「火 × 火」の組み合わせ。
火のエネルギーが重なることで、
- 勢いが強すぎる
- 燃え上がりすぎて制御が難しい
と考えられ、「相手を焼き尽くす」「周囲を巻き込む」といった俗信が生まれました。
さらに、江戸時代に丙午生まれとされた八百屋お七の放火事件が、このイメージを決定づけたとも言われています。
ただし、これはあくまで当時の社会背景と価値観の中で生まれた解釈。
現代においては、「強すぎる火」は使い方次第で大きな推進力にもなると捉えることができます。
十干十二支は「時代のエネルギーの流れ」を読むもの
干支は単なる占いではなく、五行(木・火・土・金・水)と陰陽の組み合わせによって、その年のエネルギーの質や流れを示しています。
昨年(乙巳)の振り返り
昨年は乙(きのと)の年でした。
「乙」は、双葉が地上に出て、風に揺れながらも伸びていく姿を表します。
- 伸びる力はある
- しかし抵抗や妨害に遭いやすい
- 思うように進まず、曲がりながら成長する
「巳(へび)」もまた、問題や障害がはっきり形になって現れることを象徴していました。
昨年は、
「頑張っているのに進まない」
「努力しても評価されにくい」
そんな感覚を持たれた方も多いのではないでしょうか?
今年(丙午)は「勢いが増す年」
今年の丙(ひのえ)は、昨年芽を出したものが、一気に勢いづいて伸びていく段階を表します。
字の成り立ちを見ると、上へ上へと陽気(生命エネルギー)が伸び切る様子が描かれています。
中医学には「陽極まれば陰生ず」という考え方があります。<>
つまり、
- 調子が良い
- 勢いがある
- 物事が進む
その裏側で、陰(消耗・疲労・土台の弱り)が静かに生まれ始めるのです。
「うまくいっている時ほど、足元を整える」
これが丙午の年の重要なテーマになります。
社会の流れと、私たちの行動指針
「午」という字は、太陽が最も高く昇ったあと、少しずつ陰り始める状態を示します。
- 勢いはある
- しかし永遠には続かない
- 次の段階への備えが必要
社会全体を見ても、長引いていた問題が表面化し、
「決着」「方向転換」が起こりやすい年回りと言えるでしょう。
私たち個人の生活でも同じです。
今年こそ「新しいこと」を育てる時
昨年から今年にかけて、
- 気になっていたこと
- ずっと後回しにしてきたこと
- 小さく始めよう
それらに今からでも着手することが、時の流れに乗るコツです。
大きな一歩でなくて構いません。
早めに動き出すことで、思わぬ追い風を受け、数年後に大きな差となって現れることがあります。
丙午の年に大切な「陰のケア」
漢方的(中医学)に今年の体調ケアを考えると、火(陽)が強まる年だからこそ、意識して整えたいのが陰の部分です。
具体的には、
- 腎(ホルモンバランス・骨粗鬆症など)
- 血(コレステロール・血の質)
- 睡眠・回復力など
今年は「30年先を見据えた種まきの年」
丙午の年は、これから30年続く流れの土台を作る年とも言われます。
これまで続けてきたことを大切にしながら、
そこに「もう一つの柱」「プラスアルファ」を加える。
それが、
「将来の衰退を防ぎ」
「無理なく続けられる体や仕事を作る」
最大のポイントになります。
今年はぜひ、勢いに任せすぎず、陰を養いながら前に進む。
仕事や勉強、趣味などが捗っていても休むことを心がける
これから1年間は、そのように意識してみてはいかがでしょうか?
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