疲労感を感じるときは運動を行ったとき、ストレスによるもの、長時間の作業など多々あります。
体に疲労感が伝わると、正常な状態に戻そうと体を休めたりします。たいていは休息を取ることで疲労感は取れ、健康な日常生活を送ることができます。しかし、この疲労感が何週間も続くものを慢性疲労といいます。
慢性疲労の原因
- 感染症
- ストレス
- 何らかの疾患によるもの(腫瘍、心臓疾患、甲状腺疾患など)
- 免疫系の変調
慢性疲労の症状
今まで健康に過ごしていた人が、突然原因不明の下記のような症状が起こります。
- 全身倦怠感
- 微熱
- 頭痛
- 脱力感
- 思考力の低下
- 精神、神経症状
慢性疲労の治療
現在のところ、これといった有効な治療法はありません。原因となっている疾患がある場合には、その治療を行います。
- 薬物療法
抗ウイルス剤、免疫グロブリン、免疫調節剤、ビタミン剤を使用して、効果のあるものを探しています。
免疫力の低下している場合には、漢方治療などで補ったりすることもあります。 - カウンセリング
病気に対する不安から精神的ストレスを強めることもあるため、カウンセリングを行うことでその不安を和らげます。
漢方での診断
皮膚病は、免疫を正常にする事によって改善に導きます。お食事などの養生が改善の鍵をにぎります。
皮膚の正常な生まれ変わりを助けるためにしっかりと養生してください。
- 気虚
気が足りないために、動く事ができない、やる気が出ないなどの脱力症状が続く - 血虚
貧血では問題なくても、長時間の無理な労働やストレスにより血を消耗したため起こる - 気血両虚
気と血が両方無いタイプで、脱力感や疲労感の他に、不安感や不眠などの精神症状なども出る