西洋医学での診断
水痘にかかったときに、ウイルスが知覚神経節に潜伏感染しています。抵抗力などが低下したときに、知覚神経節に潜伏していた帯状疱疹ウイルスが再び発生し、神経を通り皮膚に感染し、発赤を伴う小水疱を作ります。
それを帯状疱疹といいます。
帯状疱疹の原因
帯状疱疹ウイルスにより起こります。
帯状疱疹の症状
- 高熱
- 発赤を伴う小水疱が発生する
- 発赤は神経の走行に添ってできる
- 片側性に発生する
- 神経痛を伴う
- 水疱は、数日後には帯のような形に並ぶ
- 水疱から膿庖となり、黒褐色の痂皮を作る
- 帯状疱疹が耳の中にできると、聴力が衰えたり、顔面神経麻痺を起こすことがある
帯状疱疹の治療
- 薬物療法
抗生物質、非ステロイド剤などの軟膏を塗布します。 - 抗ウイルス薬の点滴
痛みに対しては消炎鎮痛剤を使用します。 - 安静に保ちます。
- その他
入浴は1週間くらいは避けます。その後体等洗う場合には、強く洗うことは避けます。
漢方での診断
この疾患は、疲れたり、ストレスが溜まったりして免疫が落ち、抵抗力が下がると発病します。
発病しないように、常に免疫を正常に保つ必要があります。