最新のデータ―では７組に１組が不妊で悩んでいます
そのような不妊に悩むご夫婦を
日々薬草の森はくすい堂で、
漢方、養生を中心にサポートをしてる
福岡の国際中医師・一般社団法人認定の
子宝カウンセラーステキに先生です
子宮内膜症は、もともと子宮の内側にしか存在しないはずの子宮内膜が、
子宮の外側などにもできてしまう病気です。
それらが生理のたびに、ふつうの生理と同じように、はがれては出血を繰り返すため、
次第にお腹のあちこちで炎症や癒着が生じていきます。
生理痛が激しいことや、卵巣にチョコレート嚢胞（のうほう）が生じることなどがおもな症状ですが、
「だんだん痛みが強くなってきた」
「鎮痛薬が効きにくい」
「出血量が多い」
「レバー状のかたまりが出る」
というお悩みの人も多くいます。
一般にはホルモン剤を使って生理をとめるなどして
子宮内膜を休ませる方法がとられますが、
治療後に再発することが多いので、
「ホルモン治療を繰り返すのが心配」という人も少なくありません。
また、手術をしても再発しやすい病気ということもあり、
「手術はしたくない」というご相談も多くあります。
生理をとめずに漢方薬で根本的に体質改善することでの、
子宮内膜症やチョコレート嚢胞の治療をおすすめしています
漢方治療だと再発することが少ないのも特徴です。
漢方では、子宮内膜症は気血（きけつ）の流れが悪い人に生じやすい病気ととらえています。
気血とは漢方のことばで、
エネルギーや血液、栄養を意味します。
気血の流れの停滞は、痛みや出血、炎症と深い関係にあります。
また婦人科系の機能やホルモン内分泌系、
免疫系の機能に異常が生じた場合も
子宮内膜症が発生したり広がったりすると考えられます。
冷え症とも関係があり、抵抗力や免疫力が低下していると
病気がでてきます。
漢方的方法で子宮内膜症を改善することも可能です。
１ 血の流れを改善する
２ 気の流れを改善する
３ 癒着の拡大を防ぐ
４ 冷え症を改善する
子宮内膜症の原因のひとつは、血（けつ）の流れがわるい体質にあります。
「卵巣がはれている」「チョコレート嚢胞（のうほう）がある」と病院で言われた人には、
この血の流れがわるい体質がよく見られます
血とは血液や栄養のことです。
こういう場合は漢方薬で血の流れをサラサラにして治療を進めます。
精神的なストレスや過度の情緒変動も、
子宮内膜症の原因となります。
ストレスや緊張が続くと気の流れが滞り、その結果、子宮内膜症が悪化します。
免疫系やホルモン内分泌系の機能の異常とも関係しています。
この場合は漢方薬で気の流れを改善することにより、子宮内膜症を治療していきます。
癒着は、毎月の生理で子宮内膜が剥離、出血するたびに悪化していきます。
引きつるような痛みがある場合は、癒着の存在が疑われます。
癒着は炎症が生じるたびに拡大しますので、
炎症を鎮めて癒着の拡大を防いだり、
癒着を緩和して痛みを和らげたりする働きのある漢方薬を使います。
冷え症も、痛みや免疫力低下、炎症の拡大、婦人科系の機能の低下との関係が深いので、子宮内膜症の悪化の原因になっています。
おなかを温めると楽になるという人は、漢方薬で冷え症の改善を進めます
子宮内膜症を悪化させる要因に、
不摂生な生活、過労、睡眠不足、喫煙、大気汚染物質や食品添加物の影響などもあります。
いずれも気や血の流れをわるくします
現代人は子宮内膜症にかかりやすい環境に生きているといえますが、日常生活ではできるだけこのような要因を遠ざけるようにしたいものですね。
漢方薬は飲み続けるうちに体質が改善され、
次第に子宮内膜症のつらい症状が軽くなり、
子宮内膜症そのものが改善されていく可能性があります。
明日は、生理痛・子宮内膜症などを予防するための食養生のお話を致します。
お楽しみに
コウノトリさん、妊活の皆さんに早く赤ちゃんを運んでくださ～い
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