日本列島が梅雨で、ジメジメした天気が続いています
こんな時は、いつもよりも頭痛がひどいとお感じになる方もいらっしゃるのではないでしょうか
天気が悪くなるときには、一般的に低気圧となります。
飛行機に乗ったときに上空でペットボトルが膨らむように、
気圧が低くなると全身がむくみやすくなるのです。
血管も拡張して、拡張した血管が近くの神経を刺激してしまうことが、
悪天候の前の頭痛の原因と考えられています。
漢方医学的に考えた場合、
悪天候で、頭痛を起こしやすい代表的なものは水毒証（すいどくしょう）と呼ばれる状態です。
日本は海に囲まれた島国なので、水毒症の人が多いのです
頭痛に関して言えば、
ズキンズキンと脈うつ頭痛、雨天時に悪化する、むくみやすい、めまいがする、たちくらみがするというような症状を自覚することが多いでしょう。
悪天候に反応して、身体の中の水の分布が乱れたために、頭痛がひどくなると考えます
そこで、身体の中の水の分布を改善するための処方や、生活習慣が重要になってきます。
代表的な漢方薬は五苓散（ごれいさん）、頭痛に加えて、手足の冷えや肩こりが強い人には呉茱萸湯（ごしゅゆとう）、冷えがひどくなくふわふわした目眩や動悸を伴う人には苓桂朮甘湯（りょうけいじゅつかんとう）などがあります。
今回のオススメの薬膳レシピは「梅雨どきサラダ」です。
おすすめ薬膳レシピ：梅雨どきサラダ
梅雨どきサラダ
材料（４人分）
緑豆はるさめ 50g
ゴーヤ 1/4本
みょうが 2個
塩昆布 4g
練り梅 小さじ1
昆布だし麺つゆ 大さじ4
なんとなく雨の時に感じていた頭痛、
ひどくなる前に、体質改善を目指してみてはいかがでしょうか
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