漢方専門40年の実績、漢方薬のご相談なら福岡市城南区(長尾本店)・福岡市博多区(リバレイン店)の薬草の森はくすい堂

HOME>新着情報 >コロナに備えて持っておきたい漢方

コロナに備えて持っておきたい漢方

2025.08.09

SNSで医療従事者が「発熱外来の多くがコロナ陽性」と発信していたことが話題になっていました。福岡でも新型コロナウイルスに感染されたお客様の相談がじわじわと増えてきています。
これからお盆や夏休み後半で人の動きも活発になりますので、手元に持っておきたいお勧めの漢方薬について解説していきます。

目次
  • 意外と高いコロナ治療薬
  • 新型コロナウイルスの中医学的対処法
  • 新型コロナウイルスにお勧めの常備薬
  • まとめ

予想外に高いコロナ治療薬

新型コロナウイルス感染症が2類に移行されて2年以上経ちましたが、日常を取り戻していった半面、感染者は静かに増減を繰り返すようになってしまいました。

さらに感染して大きな問題になるのは、5類の頃は無料で診察や治療を受けていたのに対し、3割の自己負担となった上に新型コロナウイルスの治療薬は高額なことです。
なぜ高額なのかというと、新型コロナウイルスによる緊急事態であったため、従来より短期間で有効性と安全性を証明する必要があり、通常以上の費用と人員が投入されたためです。
今、病院で新型コロナウイルスの治療を受けると診察から薬代で3万円前後かかることが多いようです。

新型コロナウイルスの中医学的対処法

中医学では、普通の風邪であれ、新型コロナウイルスであれ、出ている症状に対して処方を決めますが、その中でも特に手元に持っておいていただきたい漢方薬についてタイプ別に解説していきます。

風寒侵入

悪寒が強いタイプです。特徴としては、軽い発熱、汗は出ておらず、口が渇いていないなどの特徴が見られます。秋~冬に対して出やすい症状です。以下の漢方薬を服用するとともに体を温めて温かい食事を摂るようにしましょう。

麻黄湯(まおうとう)

悪寒がして汗をかいていないことが重要なポイントです。咳が強い時に用います。インフルエンザに良いと長期で服用される方がいますが、外に追い出す力が強いタイプの処方なので、体力の消耗に繋がります。発汗したら処方を変えましょう。発汗しない場合は2~3日程度であれば続けて服用して問題ありません。

葛根湯(かっこんとう)

悪寒があり、汗をかいておらず、背中から肩にかけてこわばりが出る時に用いられる処方です。麻黄湯よりマイルドな処方で、本場の中国よりも日本で頻繁に利用されています。「葛根」という生薬の働きにより、首肩に潤いを届けてこわばりを和らげる働きがあります。また、カゼに伴う下痢にも使うことができます。

風熱侵入

体表にて風熱の邪気とバリア機能である衛気が争うことによって発熱した状態です。春以降に増える傾向があります。

銀翹散(ぎんぎょうさん)

体表である衛分に症状が現れている場合に用いますが、分かりやすいポイントは喉の痛みです。風熱の邪気が奥に入り込まないように皮膚や粘膜の熱邪を取り除く働きがあります。
イスクラ産業からは涼解楽、小太郎漢方からは金羚感冒散・金羚感冒錠という商品名で販売されています。

麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)

外邪が体の中に侵入してきて、高熱が出ている時に用います。体の熱を取る石膏という生薬が多く含まれているので、痰や鼻水が黄色く、舌先が赤くなるなど化熱した症状を改善します。麻黄と杏仁という生薬の組み合わせは麻黄湯に含まれますが、これらは咳を止める働きがあります。

麻杏止咳顆粒(まきょうしがいかりゅう)

イスクラ産業の製品で、麻杏甘石湯をベースに咳を止める生薬を加えたものです。熱を抑える力は石膏の量が多い麻杏甘石湯の方が強いので、症状によって使い分けます。

板藍根(ばんらんこん)

清熱解毒作用が強く、風熱型の感染症に用いられ、喉痛(扁桃腺炎)、耳下腺炎などに対して使用することができます。

暑湿侵入

悪寒と発熱がセットになりやすく、湿気が絡んだ邪気(湿邪)に侵された状態です。梅雨から夏にかけて増えるタイプです。
湿気が絡んだ邪気(湿邪)はしつこく体表に停滞しやすいので、症状が長引きやすいという特徴があります。新型コロナウイルスは湿邪が絡みやすい性質を持っているとされていて、後遺症が多い一因になっていると考えられます。

香蘇散(こうそさん)

胃腸症状を伴う感冒を治療する処方です。気を巡らせる生薬が多く配合されているので、胃や上腹部の膨満感や不快感を緩和します。邪気を外に追い出す力は強くないので、症状に合わせて他の処方と併用します。

藿香正気散(かっこうしょうきさん)

余分な水分や老廃物である「痰濁」を取り除く働きがあるため、ムカムカするなどの症状を取り除くことができます。梅雨~夏にかけて起こりやすい胃腸カゼに用いられます。他にも急性胃腸炎や暴飲暴食による食あたり、二日酔いにも使うことができます。

新型コロナウイルスにお勧めの常備薬

新型コロナウイルスに感染してどのような症状が現れるかは、体質や季節によって変わってきますが、新型コロナウイルスには普通のカゼと異なる点があります。
中医学では、ウイルスなどの邪気は体表から体内へ侵入してくると考えられていますが、新型コロナウイルスは邪気の勢いが強いため、しばしば体表から体内まで一気に侵されてしまいます。
そこでお勧めなのが柴葛解肌湯(さいかつげきとう)です。速やかに体表と体内の邪を同時に追い払うことができる処方構成になっているため、新型コロナウイルスのような強力で進展が早いウイルスに対して有効です。
スペイン風邪(現インフルエンザ)が流行した際、ある医師は柴葛解肌湯などをタイプに合わせて処方したことで、1人の死者も出さなかったという逸話があります。

まとめ

カゼに対してはタイプ別に使い分けることが有効ですが、新型コロナウイルスに対する常備薬としては、喉の痛みを取る銀翹散と柴葛解肌湯を持っておくことをお勧めいたします。あとはご自身や家族の体質に応じていくつかの漢方薬を持っておくと安心です。
また、感染後の不調に対しては今回挙げていない処方が必要なことがありますので、早めにご相談ください。
お電話やオンラインによる相談も対応しておりますので、お急ぎの場合は下記の電話番号やLINEよりお問い合わせください。

薬草の森はくすい堂 国際中医専門員 権藤
住  所:福岡県福岡市城南区長尾1-17-7
電話番号:0120-8931-81(フリーダイヤル)

★ホームページからの相談予約
https://reserva.be/hakusuido

★オフィシャルLINEからもお問合せ・相談予約ができます。
https://page.line.me/zyw6393q

参考文献
・いかに弁証論治するか【続編】/菅沼 栄著
・漢方処方解説「柴葛解肌湯」/小太郎漢方製薬株式会社

はくすい堂オンラインショップ限定 1日・11日・21日はポイント最大20倍
はくすい堂オンラインショップ限定 1日・11日・21日はポイント最大20倍
HAKUSUI's select 薬膳百科シリーズ さくさくなつめ【新疆産】
HAKUSUI's select 薬膳百科シリーズ さくさくなつめ【新疆産】

全国からお電話でご相談・ご注文を承っております。

  • 長尾本店
    0120-8931-81

    営業時間:10:00~18:00(日祝除く)

  • リバレイン店
    0120-8931-15

    営業時間:10:30~18:30(日・祝除く)

Copyright (C)1976-2026 Hakusui Co., Ltd. All Rights Reserved.