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女性の漢方相談

生理痛の痛み

西洋医学での診断

一般に正常な月経は周期が25から35日、期間は5から7日間で、経血量はおおよそ20から120mlとされています。
個人差はありますが、期間が10日以上あったり極端に短い、経血量が極端に多い場合や少ない場合を月経不順といいます。月経時やその直前から起こる下腹部痛、腰痛などの痛みを月経痛といいます。

生理痛の原因

■ホルモンバランスが原因

女性の体は思春期を過ぎると、妊娠を準備するためのホルモンが分泌されます。このホルモンの出る量や時期は、脳がコントロールしています。この脳のコントロールや卵巣、子宮のいずれかに異常があると月経不順が生じます。
月経不順は卵巣機能不全、子宮発育不全、子宮ガン、糖尿病で生じることもあります。

■ストレスが原因

ホルモンを分泌する視床下部に精神的なストレスやダイエットによる急激な体重変化、過度な運動による負担などがかると、ホルモンの分泌が抑制されホルモンバランスが狂い始めます。視床下部へのストレスで起こる月経不順では、周期が長くなったり、月経が無くなったりするケースが多いようです。

子宮の病気(子宮筋腫、子宮内膜症など)や卵巣の病気などの器質的な異状によっても、月経痛は起こることがあります。

漢方での診断

漢方医学では、月経不順の主な原因は「血」の異常だと考えます。
この血に異常があると、血液が多く集まるである女性器官に不調が生じます。

漢方での血の異常には、血の流れが滞る(お血)場合と、血液の量が不足する(血虚)場合があります。
月経不順の場合は、血の流れが滞る(お血)場合が多く、お血の漢方を使います。

■冷えが原因となることが多い

月経不順の原因の多くは、お血です。そのお血が、冷え性の原因となります。
体が冷える人は、経血量が少なくなり月経の期間が長引きます。生活面では、薄着をやめて暖かくしましょう。

■治療

漢方医学では、お血を改善したりホルモンバランスを乱すストレスに打ち勝つ体を作ったり、根本的な体質改善を目的とした治療がなされます。

■漢方による体質改善はじっくりと

漢方による治療は、体質の根本的改善を目指すため、治療に時間がかかることもあります。
特に月経不順などでホルモン治療を受けている人が漢方治療にに切り替えても、長期間かかることもあります。ホルモン療法によって長期間体外からホルモンを補充していると、自分でホルモンを作る能力が減ってしまうことがあるからです。

月経不順や月経痛はお血が原因とはいえ、血を全身にめぐらすエネルギーの気にも大きく関わってきます。
最近は、無理なダイエットによる体の負担でストレスを生じ、気、血、水のバランスも崩れ、月経不順や月経痛を起こしている症例があります。
また、精神的なストレスが原因で気、血、水のバランスが乱れると、全身のバランスが崩れ、貧血になったり、妊娠しにくい体になり、月経不順や月経痛を起こすことがあります。
このようなストレスが原因の場合、気のめぐりをよくする漢方薬用います。代表的な漢方薬はカミショウヨウサンなどです。

月経不順や月経痛を予防する為に心がけたいこと

■バランスの取れた食事をとる

ホルモンバランスを整えたり、卵巣や子宮の状態をよく保つ為には、バランスのよい食事を取ることが大切です。
血行を良くし、黄体ホルモンを作るために必要なビタミンEは、ピーナッツなどのナッツ類、秋刀魚、小麦胚芽などに多く含まれています。
血液や臓器を作るため必要なたんぱく質を多く含むかつお、鶏肉、レバーを摂ることも大切です。特に貧血のある人はタンパク質と鉄分の補給に気を配りましょう。
血液を作るミネラルが多く含まれる、わかめ等の海藻類、小魚、ホウレンソウは、うれしいことに代謝機能も高めてくれます。

■リラックスできる時間をつくる

ストレスは恋愛、仕事、近所付き合い、若い人では学校の成績など一人一人違っていて、その種類は大変多いです。
このようにさまざまなストレスがあるように、リラックスの方法も様々です。それぞれに時間を見つけて心を和ませるように、工夫しましょう。突き詰めて考えず、体を動かしたり、音楽を聴いたり、自分のストレスから一歩下がってみる目を持つことです。

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