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卵巣嚢腫とは

女性のお悩み

西洋医学での診断

卵巣に発生する嚢胞性の良性腫瘍を総称したも

卵巣嚢腫は卵巣の病気の8割を占めます。原因は、全く不明です。

卵巣嚢腫にはいろいろなタイプがあり、大きさも直径3~4cmと小さなものから、10~13cm以上の大きなものまで様々です。
ほとんどの卵巣嚢腫は小さくて症状もありませんが、大きくなって捻れたり、出血したり、破裂したりした場合には、下腹部痛が生じることがあります。
また、ほとんどの卵巣嚢腫は良性で癌ではありませんが、ごくまれに悪性の卵巣癌であることがあります。そのため卵巣嚢腫がみつかった場合には、まず悪いものではないかどうか、治療が必要なものであるかどうか検査する必要があります。

卵巣嚢腫の種類と特徴

  1. 機能性嚢腫
    一時的に排卵日頃に腫大して、自然に消えてなくなるタイプの嚢腫です。
    誰でも排卵日頃には卵胞という卵子を入れる袋が大きくなり、卵胞が破裂して卵子が飛び出すことによって排卵が起こります。まれに、卵胞が大きくなっても卵子が飛び出ずに、排卵が起こらないことがあります。大きくなった卵胞が、しばらく残っている状態が機能性嚢腫です。
    一見、機能性嚢腫と単純性嚢腫との区別はつきませんが、機能性嚢腫であれば、通常、次の月経の頃には小さくなります。消失が遅れる場合も、1~3カ月以内には消えてなくなります。
  2. 単純性嚢腫
    若い女性に非常によく見られる良性の卵巣腫瘍です。
    丸い袋のように見える腫瘍で、内部には隔壁や腫瘍の固まりが全くなく、水だけです。直径5~6cm位までの小さなもので、症状がなければ経過観察をするだけでも構いません。
    このタイプの嚢腫は、手術をせずに経過観察をすることが最も多い腫瘍です。単純性嚢腫のように見えても、極稀に悪性部分が隠れている場合があるので、定期的な検査は必要です。
  3. 皮様嚢腫
    良性の腫瘍で癌ではありませんが、内部に油、毛髪、骨、歯などができる腫瘍です。
    小さいものなら無症状ですが、大きくなると下腹部痛や不快感などが生じます。普通は次第に大きくなるので、経過観察をしたとしても最終的に手術が必要になるケースが多い腫瘍です。
    若い女性に多い腫瘍で、左右の卵巣に出来たり、再発することがよくあります。
    また、皮様嚢腫の一部が癌化するということもあるので、手術しない場合でも定期的な検診は必要です。
  4. 子宮内膜症性嚢腫(チョコレート嚢腫)
    子宮内膜症が原因で、卵巣にできる嚢腫です。
    子宮内膜症というのは、子宮の内膜が子宮の内側以外の部分にできてしまう病気です。卵巣に子宮内膜症ができると、月経のたびに卵巣の中でも出血が起こります。そのため、卵巣の中にドロドロの茶褐色の血液がたまるので、別名チョコレート嚢腫(嚢胞)とも呼ばれています。
    月経は毎月起こるので、チョコレート嚢腫も少しずつ大きくなります。大きくなった嚢腫によって下腹痛、特に性交時の下腹痛や月経時の下腹痛が起こります。

卵巣嚢腫の症状

小さなうちは自覚症状がないことが多く、産婦人科の受診の際に偶然見つかることがほとんどです。
嚢腫がこぶし大以上に大きくなった場合には、圧迫されておなかが痛くなったり、膀胱が押されてトイレが近くなったりすることがありますが、これは稀です。卵巣嚢腫が原因で性交時にお腹が痛くなることもありますが、これも稀です。 
卵巣嚢腫の症状として最も注意すべき症状は、急激な下腹部痛です。大きくなった嚢腫が捻れた場合に、突然、激しい下腹部痛や吐き気に襲われます。嚢腫が捻れると卵巣の血流が途絶えるので、短時間のうちに卵巣が腐ってしまう危険性があるため、卵巣腫瘍の捻転が疑われる場合には必ず手術をします。

卵巣嚢腫の治療

  • がちょうの卵大以下で、小さく良性と判断された場合には、経過観察します。
  • がちょうの卵大以上の大きさであれば、茎捻転やがん化する恐れがあるため、手術療法などを行います。
  • 卵巣嚢腫核出術(良性で両側性に存在する場合に行われます。)
  • 卵巣摘出術

漢方での診断

病気になる原因としては、子宮内膜症などと同様に免疫が深く関係していると考えられます。

  1. 食べ物が脂っこいもの、高タンパク、野菜不足 → 血液をドロドロにします
  2. 睡眠不足、夜遅くまで起きている生活
    → 免疫の生まれ変わりは、10時~2時の4時間が多いと言われています。その時間帯に起きていると、免疫が下がると考えられます。
  3. 冷えがある
    → これらの病気を抱える方のほとんどが、冷えを感じています。例えば、生理前におなかが冷たくなる、下痢をする、靴下をはかないと眠れないなど。
  4. ストレスがある
    →ストレスは免疫を下げます。精神的な負担を抱えている人、クヨクヨして落ち込みやすい人、責任感があって頑張り屋さん、幼い時に厳しく育てられて緊張感が常にあるなどです。
  5. 甘いもの・おせんべい、御餅類などが大好き → 炎症体質にします。

このような免疫が下がる原因を改善し、ストレスにも負けない体作りや冷えを改善したり、血液状態を良くするもの、マクロファージを活性化するものなどを服用する事により改善に導きます。

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