ケイ素とは、シリコーンの原料でもあるシリカのことで、地球上で2番目に多いミネラルです!
太古の昔の藻類や水中のバクテリアなどが石灰化したもので、皆さんもよくご存知の水晶は、ケイ素純度99%の鉱物。
地中に多く存在するため、土に根を伸ばして栄養を吸い込む植物全般、穀類や根菜類に多く含まれ、食物繊維の主成分です。
ケイ素のスゴイ力!「体のあらゆる臓器・組織を健康に保つんです。」
腎臓や肝臓をはじめとしたあらゆる内臓、脳、骨、筋肉、血管、歯や髪、皮膚など、あらゆる組織に含まれて、細胞の健康維持に欠かせません。コラーゲンやエラスチンなどを束ね合わせて、しなやかで丈夫な組織を保っています。
肌のハリや透明感、つややかな髪にも大きく関与するため、「美のミネラル」ともいわれます。
ケイ素が多く含まれている食品は?
野菜やイモ類、豆類、穀物の食物繊維に豊富です。
その中でも大麦、とうもろこし。
イモ類ならじゃがいもが一番多く含まれます。
春のツクシも実は・・・スギナは多くのケイ素を生体内に取り込んでオパールとして有し、これで強度を稼いでいます。
植物にはケイ素を多く使ったものが時たまあり、面白いですよね。
青のり、ひじきなどの海草類にも多く含まれますし、玄米やごま、納豆などもケイ素含有食品。摂るときはじっくり煮込むことがポイントです。ケイ素は水に溶けた状態でないと体に吸収されないのですが、煮込むことで食物繊維中のケイ素が水溶性となりますよ。