白米に玄米、粟、ひえ、きび、ハトムギ、大麦、
黒米、赤米、アマランサス、キヌアなど…
数種類の雑穀を混ぜて炊くご飯のことです。
健康にいいものとして見直されて、
日常のご飯に取り入れて食する人が多くなってきました。
日本ですでに雑穀をはじめとする穀類が栽培されていました。
以降、日本人は、穀類、野菜、魚を中心とした
ヘルシーな食生活で世界一の長寿国になりました。
雑穀は、食物繊維やたんぱく質、カルシウム、鉄分などの
ミネラルが豊富に含まれおり、
白米よりもはるかに栄養価が高いのです。
そしてクリーム色が美しいきび、
粟やアマランサス…。
白米に混ぜると彩りが豊かになり、
見た目も鮮やかです。
さらに、弾力がある、プチプチしている…
鉄分などが多いアマランサスや粟がよいでしょう。
料理に使う際には、
スープやソースに粟を加えると、
熱で溶けてとろみ付けに使うことができます。
アマランサスは、亜鉛やビタミンB6も豊富で、
女性に不足しがちなミネラルを補うのに適しています。
食物繊維が豊富なので、
よく噛んで食べるため満腹感が味わえて
少量ですむためダイエットに効果が現れます。
骨にまで影響を与えて、
骨粗しょう症の予防にまで効果があるのです。
黒米に含まれるポリフェノールのアントシアニンという物質には、
このように、雑穀には実に様々な効能があります。
ご家族の体調や好み、その日のおかずなどにより、
白米と上手く組み合わせて
主食に豊かなバラエティを持たせていくことで、
食卓がぐんと豊かになりますよね。
健康的な体作りをしましょう。