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中医学とは

なぜ漢方は効くのか

中医学は非科学的とよく言われます。でも、そうでもないんですよ。
中医学は膨大なデータからできているからです。

◆こんな病気の人はこれを飲んだらこうなった
◆こんな顔型の人はこんな病気でこうしたら良くなった
◆こんな体型の人がいてこんなことをしたら悪化した
◆こんな性格の人がこんな病気になった

漢方

このように何千年間もデータが集められ、傾向がわかるようになったのです。だから外れにくいのです。
みなさんだって、あいつはチャラいとか、あいつは大丈夫とか判断してますよね。 それはあなたの経験上の分析が言ってるんです。経験数が多いと当たりますよね。
ありとあらゆるデータが何千年分と伝えられたのです。

中医学の病名

東洋医学では、一見変な病名が付きます。
「痰湿(タンシツ)」とか「血瘀(ケツオ)」その他聞きなれない妙な言葉です。
それは、中医学の世界観から来ています。中医学は今も変化進化していますが、西洋医学的な分析するのでなく、下記の中医学の考え方をより進化させて変化進化しているのです。

まず体の部位は大きく5つ 「肝」「心」「脾」「肺」「腎」に分けます。
肝臓と心臓と脾臓(=胃)・肺・腎臓のみです。
小さい分類、つまり扁桃腺とか横隔膜とか関節、大脳 どーのこーのなーんて言葉では出てきません。
数千年前は精密な解剖分析やレントゲン、エコーなんてないので、細かくは分からなかったんですね。
病気の原因も 「気」「血」「水」(き けつ すい)といって、

気=気力体力
血=血液の回り
水=体液の状態

を指し、この三つで判断します。
また病気の性格は、「陰」と「陽」といって、「プラス」か「マイナス」で考えます。

ノイローゼでやる気がないという原因は「気虚」、その為食欲がないという結果は「脾虚」となるわけです。

東西の医学は患者さんの生き方の結論

西洋医学の好きな人は普段から、西洋医学的に生きています。
多少の犠牲を払っても一気呵成に物事を解決する方が良いと感じる人が多いのです。

東洋医学の好きな人は普段から 東洋医学的に生きています。
犠牲が出るのが嫌いで時間をかけても解決する方が良いと感じる人が多いです。

つまり 医学はその人の性格の結果なのです。
中医学が育った中国は「命があれば良い、又は一族郎党が繁栄すれば良い」と言った考え方が盛んで(中国の人ごめんなさい ほめてるんですよ)リラックスや美なんて二の次です。
ところが ハーブ医学の育ったヨーロッパでは 「ナイーブな心情や 皮膚の弱さ」 などが影響し、リラックスや 美肌などの 関連が盛んで 一族郎党の繁栄 産めよ増やせよ なんてのは二の次です。

つまり医学の目指すイメージが違うのです。だから医学はその民族の哲学とも言えるのです。

こんな場合は中医学が向いています

  • 長く続く症状
  • 病院ではなんともないと言われるのに自分では辛い
  • 強い薬が苦手な人
  • 複雑な症状
  • 病気を根絶やしにすると自分も弱ってしまう病気

「中医学」と「漢方医学」の共通点

・植物を重視する点
・個人個人の違いを重視する点
・昔のデータが多い点

「中医学」と「漢方医学」の異なる点

中医学(中国型)

  • ・昔から、中国で発達し、今も中国や世界で行われている。
    現在、欧米医学部でも東洋医学は盛んだが、こちらを指す。今も変形し続けている。
  • ・植物を使っているが、現代の学問
  • ・症状に正面から立ち向かうことも多い
    (例 炎症で熱い皮膚は、冷やすことが多い)

漢方医学(日本型)

  • ・江戸時代に当時の、最先端の中国の医学が日本に伝わり、その形を日本型にし、その後ずっと変化はなく、日本にしか存在しない。
  • ・症状の原因を探り解決方法を考える。症状には正面から立ち向かうことは少ない
    (例 炎症で熱い皮膚は、体力のある患者さんは冷やし 体力のない患者さんは冷やさないことが多い)

ちょうど仏教の伝承に似ていますね。
伝わったところで、変化が止まりますが、大元の方は変化しています。
ですから、植物を使っていますが、中医学は、今もどんどん新しいものが出ています。
むしろ、ある意味、西洋医学に似ています。今も変化進化してるのです。
つまり、今現在で、東洋医学の中心は漢方医学でなく中医学である場合が多いのが現実です。

「中医学」と「西洋医学」の違い

中医学と西洋医学はかなり異なります。どちらも長所短所があります。

西洋医学 病気に対し強い力で、同じ方法で一網打尽にやっつけようとする<軍人型>
中医学 病気に対し知恵で一人一人の状況ごとに気長に説得し、退散させようとする<交渉人型>
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